「エンダー」に人気声優ズラリ、東北新社と青二プロが全面協力。

2013/11/27 06:00 Written by Narinari.com編集部

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1977年に米作家オースン・スコット・カードによって執筆され、SF賞の権威“ネビュラ賞”と“ヒューゴー賞”を史上唯一の2年連続W受賞という快挙を成し遂げた、伝説の小説「エンダーのゲーム」。近年の日本のサブカルチャー界をリードしているアニメ、マンガ、小説、そしてゲームなどに多大なインスピレーションを与えた本作だが、ハリウッド実写版の日本語吹替版制作にあたり、CM制作や外国映画の日本語版制作で知られる東北新社と、声優事務所の老舗・青二プロダクションがディズニー・スタジオ・ジャパンに全面協力していることがわかった。

本作には豪華な声優陣が集結。運命の少年エンダー役には2013年脅威の主役率で最も注目されている逢坂良太(「ダイヤのA」沢村栄純、「進撃の巨人」マルコ 、「つり球」真田ユキなど)、エンダーと共に戦う射撃の天才少女ぺトラ役には佐藤聡美(「けいおん!」田井中律など)、エンダーの心の拠り所である姉ヴァレンタイン役には白石涼子(「ハヤテのごとく!」綾崎ハヤテ、「SKET DANCE」ヒメコなど)が名を連ねる。

そして、バトル・スクールでエンダーの友人となるビーン役には沢城みゆき(「ルパン三世」峰不二子など)、アーライ役には桑島法子(「電脳コイル」イサコ、「神風怪盗ジャンヌ」日下部まろん / 怪盗ジャンヌなど)という豪華メンバー。

もちろん、ハリソン・フォードが演じるエンダーを極限まで追いこむ指導官グラッフ大佐役には磯部勉、ベン・キングズレー演じるメイザー役には麦人と、洋画吹き替えファンにはお馴染みのベテラン声優達が屋台骨を支える。

さらに、今回抜擢された豪華声優陣による「エンダーのゲーム」ラジオドラマ化も決定した。現時点で詳細は不明だが、脚本には「エウレカセブンAO」「仮面ライダーウィザード」「鋼の錬金術師」などで脚本を務める會川昇が手がけることがわかっている。

映画「エンダーのゲーム」は2014年1月18日(土)、全国公開。


☆逢坂良太(エンダー役)コメント

今回、外画の仕事が初めてだったので、収録日までは緊張して「どうしよう、どうしよう」と焦っていましたが、本番では覚悟を決めて「やらなきゃいけない!自分はやれるんだ!」と奮い立たせて臨みました。エンダーは不安定ながら成長していく男の子なんですが、僕が最近アニメ作品で演じさせていただくキャラクターとも共通点が多いので、エンダー役にも作品にもすんなり入っていくことができました。また、今のアニメの原点になった作品という事を演じながらとても感じました。僕自身の演技に拙い部分があるかもしれませんが、作品は本当に素晴らしい物になっていますので、是非劇場に足を運んで頂ければと思います!


☆佐藤聡美(ペトラ役)コメント

外画経験が殆ど無いので“決まったよ”と聞いた時はビックリましたが、決まったからには「作品を盛り上げるために頑張るぞ!」と気合が入りました。エンダーは思春期特有の脆い感じがある目の離せない子で、それに対してペトラは“面倒見てあげよう”というお姉さん気質が強い子なので、私もそんな気持ちで演じたいなって思いました。ペトラには<短所すら魅力に感じるような部分があって、そういった面は私が以前演じさせて頂いたとあるキャラクター に似てる部分があるかなぁと感じました。私たちの世代が見ているアニメのルーツになった作品でもありますし、SFファンや原作ファンだけでなくアニメファンの方もドキドキしながら楽しんでいただける作品だと思います!


☆白石涼子(ヴァレンタイン役)コメント

「エンダーのゲーム」のお仕事を頂いた時に“原作の小説が今の日本のアニメ作品に影響を与えたんだよ”と聞いていて「エヴァンゲリオン」好きとしては興味津津で観てみると「なるほど!今の日本のアニメ作品にありそうだ!」っていう所が結構含まれていて、実写の作品なんですけど、どこかアニメっぽかったりゲームっぽかったり独特の世界観があるなぁと思いました。「このシーン、アニメで見たことある!」って思ってもらえるんじゃないかなって思います。SF要素もあるんですけど、人間ドラマがすごくあって、それがこの作品に引き込まれる理由だと思います。私は俄然、主人公エンダー推しです。可愛くてカッコ良いいです!


☆「エンダーのゲーム」ストーリー

エンダー・ウィッギンは禁断の“サード(第三子)”として生まれたために、友達もいない孤独な少年時代を過ごしていた。だが、彼はエンダー(終わらせる者)という名の通り、宇宙戦争を終わらせ地球を滅亡から救う使命を背負っていたのだ。

敵は、独自に進化し圧倒的な軍事力を誇る昆虫型生命体フォーミック。その第二次侵攻に備え、世界中から選抜された少年戦士たちと共に防衛軍ベースキャンプのバトルスクールに送られたエンダーは、過酷な訓練によって宇宙で戦うためのあらゆる術を叩き込まれる。たとえ敵であろうと、多くの生命を奪う戦争は許されるのか?…エンダーは強い疑問を抱き苦悩しながらも、驚くべき速さで戦士として頭角を現し、少年戦士たちの指揮官となる。いつ開戦するかもわからない焦燥感と、絶望的なまでの孤独や重圧と戦うエンダーに、最終戦争の時が迫る。

そこには純粋な彼の心を破壊しかねない、衝撃のエンディングが待ち受けていた…。

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