日清食品は9月2日、水を入れてチンして食べるインスタントカレーライス「日清カップカレーライス ビーフカレー 甘口／中辛／辛口」を発売する。価格は208円（税別）。

同社は2009年3月に発売した「日清GoFan」を皮切りに、インスタントラーメンに続く第二の柱とすべく、電子レンジ調理の即席カップライス商品を展開してきた。2010年8月に発売した「日清カップヌードルごはん」は爆発的なヒットを記録し、現在は「日清のごはんシリーズ」として全6種類をラインアップしている。

そして今回、インスタントラーメンと「日清のごはんシリーズ」で培った技術を応用して、ラーメンと並ぶ国民食「カレーライス」を即席カップライスとして商品化する運びとなった。

ライスもセットになったインスタントカレー商品はこれまでも存在しているが、今回のカップカレーは「日清カップヌードルごはん」と同様のボックス型容器で、ライス、カレールー、具材を直接容器に入れているのがポイント。つまり、ライスとルーを別々に調理する（※温める、かけるといった工程）必要がなく、水を入れて電子レンジでチンするだけで食べることができる。

味はビーフのうまみに、タマネギとニンジンの甘みを加えた「甘口」、スパイスの香りが特徴の「中辛」、赤唐辛子と黒こしょうの辛さがアクセントの「辛口」の3種類を用意した。具材は全品共通で、ダイスミンチ、ポテト、ニンジン。ライスは米の一粒一粒が立った、コシのある食感を楽しめるごはん（パフライス）となっている。