小僧寿しは7月1日から、全国の直営店を中心とした257店舗で、主要商品41品目の1円値下げを実施する。最終的にはフランチャイズ店を含めた全481店舗（2013年5月末）で実施する予定だ。

今回の施策について同社は、「アベノミクス効果が消費者の一部だけで全体には及んでいない」と主要商品1円値下げに踏み切る理由を説明。

加えて「景気回復には、ポジティブな気持ちも大切だと考えており、祝い事の象徴であるお寿しを食べる機会の増加を促し、寿しを食べて前向きで幸せな気分になってもらい、日本経済の回復に少しでも貢献したい」とし、さらに「来年4月の消費増税を見据えた、原材料の調達コストに見合った商品の全体の価格変更」と、3つの理由を挙げて説明している。