中国初空母の壁紙に酷評の嵐、微博を中心にネットで言われ放題。

2012/09/30 05:59 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


9月25日、中国国防省はウクライナから購入した空母「ワリャーグ」の改修・試験航行を終え、「遼寧」として正式就役させた。「遼寧」は中国初の空母ということで、中国はもちろん、日本でも高い関心を呼んでいるが、就役と同時にネットで公開された“記念壁紙”は中国ネットユーザーの不評を買い、違う意味での注目を集めてしまったようだ。

就役を記念して公開された壁紙は、荒波にもまれながら航行する「遼寧」の雄々しい姿をイメージしており、実物の「遼寧」の写真に荒波の画像を合成したデザイン。中央には大きく「遼寧艦」という文字とともに、“中国初の空母”を意味する「中国第一艘航空母艦」、正式就役した日付「2012.9.25」が記されている。壁紙のサイズは全部で4種類だ。

この「遼寧」壁紙、公開されるや否や、微博(中国版ツイッター)では「一言。ダサい」「どうやったらこんなデザインになるんだ」「テーマは何なの?」「オレの頭が荒波にもまれているぞ」「それを言うなら、中国初の外国空母改造艦だろ」「不吉な未来を予感させる」などと言われ放題。連日、中国のメディアでは空母の話題が熱く報じられているが、そうした現状に比べると、ネット界隈では何とも寒々しい空気が漂っている。

日本のメディアで目にするニュースからは、「中国初の空母に大きな盛り上がりを見せる中国、そして人民」的な印象を強く受けるかもしれないが、実際には冷めた目で見つめている人も少なくないようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.