「尻にうなぎが」病院駆け込む、医師や看護師も「うなぎは初めて」。

2012/09/26 14:52 Written by Narinari.com編集部

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ニュージーランドの病院で先日、関係者が一様に「見たことがない」と驚いた、おかしな患者が現れたそうだ。その日病院へやって来た男性は、緊急事態に陥ったとして治療を懇願。「なぜか尻にうなぎが入った」として、医師に助けを求めたという。

ニュージーランド紙ニュージーランド・ヘラルドによると、オークランド市立病院にこの男性患者が現れたのは、9月中旬のこと。病院に救急外来でやって来た“成人男性”は、「自分の尻に入ったうなぎを取り除いて欲しい」と関係者に説明し、治療を求めた。

ほかのヘンテコなモノが尻に刺さった患者は、これまでに何人か見て来たという同病院の医師や看護師たちも、今回ばかりは「うなぎは初めて」とビックリ。まずは実際にどうなっているのか、患部のレントゲン検査を行ったという。すると、男性の尻の中には「標準的なアスパラガスのサイズ」ほどという「約20センチ」(豪スカイニュースより)のうなぎがいるのを間違いなく確認した。

ニュージーランドの川には、一般的に「ショート・フィン・イール」「ロング・フィン・イール」と呼ばれる2種類のうなぎが生息している。太さには大きな相違があるが、どちらも成長すると体長1メートル前後になるのは同じで、その点から考えると今回男性の尻に入ったうなぎはサイズ的に“子どものうなぎ”だったようだ。嗅覚を頼りに餌を探し、夜行性で、体が隠れる場所を好んで生息する習性があるというだけに、何らかの原因で男性の尻に近付いたうなぎは、これ幸いとばかりに彼の尻の中へと侵入したのかもしれない。

結局うなぎは滞りなく尻の中から出され、男性も「その日の内に退院」。大きな問題もなく、男性の“緊急事態”は解決したようだ。それにしても、なぜ男性がこのような事態に陥ったのか、とても気になるこの一件。病院のスポークスマンはメディアの取材に対し、男性の話を「事実」と認めたものの、尻にうなぎが入った経緯など詳細については「彼のプライバシーを尊重」して明かしていない。

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