“最強ヒーロー”日本も好発進、全世界の大ヒット受け続編製作へ。

2012/08/20 14:32 Written by Narinari.com編集部

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8月14日より全国844スクリーンで公開された映画「アベンジャーズ」が、オープニング6日間で13億8,000万円、94万人動員のロケットスタートを記録したことがわかった。このオープニング成績は、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが2003年に公開し、“パイレーツ”シリーズのフランチャイズを築いた「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊達」(興行収入68億円)のオープニング成績を凌ぐ勢いで、最終的には興行収入70億円を狙えるスタートとなっている。

興行がスタートして最初の週末(8月17日・18日)は、早朝から公開を待ちわびる多くの“アベンジャーズ”ファンが見受けられた。各劇場では、アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカといったキャラクターのコスチュームを着た熱狂的なファンから親子連れやカップルが来場し、年代的にも下は小学生から、上は中高年層まで幅広い客層。特に注目すべきは、洋画のヘビーユーザーである40代以上の映画ファンだけでなく、20代の女性同士の来場が多く見受けられ、このようなジャンルの作品では珍しく、女性客の方が多い興行となった。

すでに世界の興行収入は8月20日(月)までの集計で14億8,150万ドルとなり、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(13億2,810万ドル)を超え、1位の「アバター」(27億8,230万ドル)、2位の「タイタニック」(21憶8,520万ドル)に迫る勢い。さらに全米歴代興行収入では、6億1,760万ドルを記録し、「タイタニック」(6億78万ドル/2012年公開興収除く・ファーストランのみ)を超え、歴代第2位となった。全世界歴代興行収入で「アバター」を超える事ができるのか、公開順としては大トリを務める日本の興行収入がその結果を左右することになりそうだ。

また、世界中のファンやメディアが「アベンジャーズ」の最終興行収入の行く末を見守る中、日本を含めた世界中での大ヒットを受けて待望の続編製作も決定した。詳細は明かされてないが、ジョス・ウェドン監督の続投と2015年の世界同時公開が決定。70億人の全人類は、再び最強のヒーローたちの集結を目の当たりにすることになる。

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