マヨネーズが極端なほど好きで、色々な食材や料理にかけて食べる、または直接それだけを食べる（飲む？）人たちのことを“マヨラー”と呼びます。この言葉は日本で生まれた造語。そのため“マヨラー”は日本特有の存在と考える人もいるかもしれませんが、なにやら海外にも強烈な“マヨラー”がいるようです。

英ロンドンで暮らすフィリッパ・ガーフィールドさんは、マヨネーズが大、大、大好き。YouTubeなどに公開されている動画「Mad Salad Cream Addict」（//www.youtube.com/watch?v=v-aywv4mD8E）には、そんな彼女の食生活のほか、お肌や髪のお手入れにまでマヨネーズを使用している姿が映されています。彼女の一日は、まさにマヨネーズに始まり、マヨネーズに終わっているのです。

動画には、サラダ、ミートボール、スープなどにマヨネーズをかけて食べるフィリッパさんが登場。その程度であれば日本の猛者マヨラーの“常識”の範疇かもしれませんが、彼女はフルーツのソースにしたり、ミルクの代わりとして紅茶に入れたりと、食事のすべてにマヨネーズを使用しているのです。

さらに、マヨネーズを乳液やヘアコンディショナーの代わりに使い、「お肌や髪の艶を出すにはマヨネーズがぴったり」と力説。「男性だったら、シェービングクリームとしても使えるんじゃないかしら」と、マヨネーズのさらなる使い方を提案するほどです。

ただし、フィリッパさん、度が過ぎているとも言えるマヨネーズ愛がゆえに、ちょっとした苦労もあるのだとか。化粧品の代わりに使うマヨネーズを周囲の人々が「臭い」と感じることがあり、嫌な顔をされてしまうことも……。とはいえ、それでも彼女のマヨネーズ愛が変わることはなく、その愛を貫いているようです。

なお、この動画は広告映像やオリジナルの短編ビデオを制作・配信するDiagonal View Production社が2010年頃に公開したもの。ネタなのか、本当なのかは定かではありませんが、今年6月中旬に米Yahoo! VIDEOや米MSN video、米AOL傘下の複数のブログメディアなどが紹介したことで、ここ最近になって大きな注目を集めています。皆さんもフィリッパさんの“マヨラー”っぷりを覗いてみてはいかがでしょうか。