長友活躍で“日本天王”と絶賛、中国のインテルサポーターも感謝。

2012/04/13 11:51 Written by Narinari.com編集部

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4月11日に行われたセリエA第32節対シエナ戦で、3試合ぶりにピッチに立ったインテルの長友佑都選手。新監督就任後初出場となった今回のゲームでは、長友選手の持ち前であるスピードとスタミナをいかんなく発揮して決勝PKを獲得するなど、勝利に大きく貢献したと言えるが、この長友選手の活躍は中国でも大きく報じられており、中には“日本天王”などと称して絶賛する媒体もあるほどだ。

ここ2試合、DFクリスチャン・キブ選手に本職である左サイドバックのポジションを奪われていた長友選手だが、1点を追う前半38分、センターバックを務めていたDFワルテル・サムエル選手が負傷したことで“予想外”のチャンスが巡ってくる。それまで左サイドバックに入っていたキブ選手がセンターバックに移り、代わりに長友選手が左サイドバックに入ったのだ。

すると42分、インテルはFWディエゴ・ミリート選手のゴールで試合を振り出しに戻すと、後半81分には長友選手が左サイドをドリブル突破。ペナルティエリア内に侵入したところをシエナのDFダニエレ・マンニーニ選手に倒されて貴重なPKを獲得した。これをミリート選手がきっちりゴール右隅に決め、試合はそのまま終了。インテルは2-1で勝利を収め、勝ち点を48とした。

この活躍に中国のスポーツメディア網易体育は「日本天王が大きなことをやってのけた」と絶賛。Optaデータ(サッカーの試合中のボールタッチを詳細に数値化した分析データ)を引用して、長友選手の高パフォーマンスを称賛するとともに、同試合ではライバルであるキブ選手よりも高い評価を受けたことなどを紹介した。

また、試合中は中国版ツイッターの新浪微博上で中国のインテリスタ(インテルサポーター)がテキスト速報を投稿しており、長友選手がPKを獲得した際には「長友に感謝!」「よくやった!」などと絶賛コメントが集中。中には「今まで金目当ての移籍なんて言って悪かったな」「お前の実力は本物だよ!」といった内容のコメントも見られ、結果としてインテルに勝利をもたらすことになった長友選手の活躍に、中国の多くのファンも満足したようだ。

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