ヤフーは6月6日、SNSサービスの「Yahoo! Days」を10月3日で終了とすると発表した。これに伴い、7月6日をもって日記の新規投稿や、サービスへの新規参加などを停止する。

「Yahoo! Days」は、2006年2月に「Yahoo! 360°」としてサービスを開始。同年7月には、公募で寄せられた約5万点の候補から選ばれた「Yahoo! Days」に名称を変更し、現在までサービスを提供してきた。しかし、当時すでに先行していた競合の「mixi」や「GREE」などのようなインパクトや独自性を打ち出せず、利用者数は伸び悩み。結果、開始から5年半でサービスに幕を下ろすことになった。

今後のスケジュールとしては、まず、7月6日に「日記の新規投稿・編集・公開範囲変更・削除」「コレクションの新規投稿・編集・公開範囲変更・削除」「コミュニティーの新規作成・編集・参加・退会・投稿・削除」「アラート設定・外部サイト認証設定」「新規参加の受け付け」を終了。そして10月3日にサービス終了となり、自分の日記およびコレクションページ以外へのアクセスができなくなる。

ただし、10月3日から日記データをMovable Type形式（MT形式）でエクスポート（ダウンロード）できる機能を提供。この機能は11月30日まで提供され、同日をもってすべてのページへのアクセスが停止となり、サービスは完全に終了となる予定だ。