巷にキャラクターが溢れている“キャラクター天国”の日本では、企業がマスコットキャラクターを採用しているケースは数多い。特に動物をモチーフにしたキャラクターは人気が高く、広告やグッズなどで頻繁に目にするが、そんな企業のマスコットキャラクターの中で「ペットにしたい」と思うのはどれなのか。トレンダーズは「企業のマスコットキャラクターに関する意識調査」を実施した。

この調査は20〜39歳の有職者の女性143人を対象に行われたもの。まず、「企業のマスコットキャラクターが出ているCMと、芸能人が出ているCM、印象に残りやすいのはどちらですか？」とたずねると、52.4％が「企業のマスコットキャラクターが出ているCM」と回答した（※「芸能人が出ているCM」は11.9％、「どちらともいえない」は35.7％）。具体的な理由としては「芸能人は複数のCMに出演しているが、キャラクターは1社専属だから」などの声が寄せられている。

そこで「企業のマスコットキャラクターで、その企業イメージは左右されると思いますか？」とたずねると、85.3％が「思う」と回答。理由としては「マスコットキャラクターのイメージをその企業に重ね合わせるから」「気に入ったキャラクターの企業イメージは良くなるため」といった意見が上がるなど、マスコットキャラクターが“企業の顔”として重要な位置を占めていることがうかがえる。

では、愛されるキャラクターのポイントはどのような特長があるのだろうか。「好感の持てる企業のマスコットキャラクターのポイントは何だと思いますか？」とたずねると、上位には「デザインが良い」（79.0％）、「ネーミングが良い」（58.7％）が入り、また、33.6％と3人に1人が「動物である」と回答した。

さらに「ペットにしたい、動物の企業キャラクターは何ですか？（複数回答・アニメのキャラクター限定）」とたずねたところ、次のような結果となった。

1位「ウリボー／三井住友カード」（22.4％）
2位「ポン・デ・ライオン／ミスタードーナツ」（21.7％）
3位「まねきねこダック／アフラック」（15.4％）
3位「ひよこちゃん／日清食品・チキンラーメン」（15.4％）
5位「Suicaのペンギン／JR東日本」（14.0％）

トップに選ばれたのは「ウリボー」。理由としては「かわいい。癒される」「CMで、猫が散らかした書類を片付けている仕草がかわいいから」といった声が寄せられている。また、僅差の2位となった「ポン・デ・ライオン」も、「商品とうまくかけてあり、センスが良い」と好評のようだ。

皆さんは企業のマスコットキャラクター、どれが好き？