マクドナルドは9月7日、2010年8月度の全店売上高が513億9,200万円を記録し、1971年7月の創業以来の月間全店売上高最高記録を更新したと発表した。同社は今年3月にも497億2,800万円で記録を更新していたが、それをさらに上回る結果となっている。

記録を更新した理由として同社は、7月初旬から販売を開始した新たなチキンメニューと、チキンサンプリングが新規顧客数の拡大に結びついたと分析。また、7月後半から開始したバリューセットLL付属の「フードストラップ」が好評を得たことも一因として挙げている。

さらに8月は朝の\100マックの強化、「ビッグマック」200円キャンペーン、スペシャリティコーヒー販売店舗の拡大などが相乗効果となり、客数が大幅に拡大。客単価も伸びを見せたという。

店舗数は前回記録更新時の3月末の3,668店舗から、今回の8月末では277店舗減の3,391店舗となっているが、1営業店舗当たりの平均売上の上昇により、月間売上記録の更新を達成した。

矢継ぎ早に新たなキャンペーンを打ち、成功を続けているマクドナルド。今年後半もその快進撃はまだまだ続いていきそうだ。