富士ゼロックスとセブン-イレブン・ジャパンは6月7日、iPhoneやWindows phoneに収められたデータなどを、セブン-イレブン店舗（5月末現在12,746店）のマルチコピー機でプリントできるサービスを発表した。同日より専用アプリの提供と、サービスを開始している。

今回発表されたサービスは、すでに提供中の「ネットプリント」をスマートフォン向けに最適化したもの。ユーザーはまず、アプリをインストールしたスマートフォンからファイルをアップロード、もしくはメール送信でデータを送る。そしてプリント条件を設定すると、8桁の予約番号を発行。それをセブン-イレブンのマルチコピー機に入力すると、その場でプリントされるという流れだ。プリント料金はモノクロB5/A4/B4/A3サイズが1枚20円、カラーB5/A4/B4サイズが1枚60円、A3サイズが1枚100円、Lサイズ（フォト用紙）1枚30円。

具体的にプリントできるデータは次のとおり。

・WebページのURLを登録→ページをプリント
・撮影した写真をアップロード→高画質なLサイズ写真でプリント
・メールの本文や添付ファイルを指定アドレスに転送→ドキュメントをプリント
　※扱えるファイルの種類はMS Office2003-2007文書、PDF1.3-1.7、DocuWorks3.0以降など

利用には会員登録（無料）が必要だが、「会議の資料が必要になった」「資料を忘れた」「写真をあげたい」など、街中で突発的に印刷したいと思うときに便利なこのサービス。iPhoneやWindows phoneのユーザーは、いざというときに備えて、アプリをインストールしてみてはいかが？