au、ソフトバンクモバイルに続き、5月18日、NTTドコモは夏モデル20機種を発表した。「STYLE」「PRIME」「SMART」「PRO」の各シリーズのほかに、「ドコモ スマートフォン」としてフルキーボードを備えたAndroid 1.6搭載端末など3機種がラインアップされている。

今回発表された20機種は次のとおり。なお、「F-06B」「N-04B」「N-08B」の3機種はWi-Fiアクセスポイント（親機）として使える機能を搭載しており、ニンテンドーDSなどの携帯ゲーム機を接続して、オンラインプレイを楽しむこともできる。

◎「STYLE」シリーズ（10機種）
富士通製「F-07B」「F-08B」 ／LGエレクトロニクス製「L-04B」／NEC製「N-05B」「N-06B」 ／パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-05B」「P-06B」「P-07B」／シャープ製「SH-08B」「SH-02B marimekko」

「STYLE」シリーズの注目は1,220万画素カメラとワンプッシュでオープンできるボタンを採用したヨコモーション端末の「F-07B」。富士通の折りたたみ型のヨコモーション端末は根強いファンが多かったものの、2008年に発売された「F906i」を最後に姿を消しており、ファン待望の復活となった。ほかにストレート端末の「L-04B」、“Francfrancケータイ”こと「N-05B」、タッチパネルで手書きダイアリーが楽しめる防水ケータイ「P-05B」など、バラエティ豊かなラインアップとなっている。


◎「PRIME」シリーズ（4機種）
富士通製「F-06B」／NEC製「N-04B」／パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-04B」／シャープ製「SH-07B」

「PRIME」シリーズはハイスペックシリーズだけに、全機種が注目の端末。フルハイビジョン対応1,320万画素カメラ×防水スライドヨコモーションの「F-06B」、ハイビジョン対応1,220万画素カメラ搭載の「N-04B」、1,320万画素カメラ×多彩なカラーバリエーションの「P-04B」、フルハイビジョン対応1,210万画素カメラ×防水対応の「SH-07B」と、カメラ機能を中心に強力な端末が出揃った。


◎「SMART」シリーズ（2機種）
NEC製「amadanaケータイ（N-07B）」／シャープ製「SH-09B」

「SMART」シリーズは人気ブランドとのコラボ端末である「amadanaケータイ」に注目。上質なデザインはもちろん、連続待受760時間の長持ちバッテリーを搭載するなど、実用性も向上している。


◎「PRO」シリーズ（1機種）
NEC製「N-08B」

夏モデルでは唯一の「PRO」シリーズとなった「N-08B」は、連続待受1,000時間の長持ちバッテリーとフルキーボードを搭載した端末。iモードにも対応しており、iモードメールやパソコンのメールをサクサクと打つことができる。


◎「ドコモ スマートフォン」（3機種）
シャープ製「LYNX SH-10B」／東芝製「dynapocket T-01B」／RIM製「BlackBerry Bold 9700」

「ドコモ スマートフォン」の注目は、タッチ対応の5型液晶とQWERTYキーボードを搭載した「LYNX SH-10B」。OSにはAndroid 1.6を搭載しており、「Xperia」発売に合わせてオープンした「ドコモマーケット」にも対応している。また、「dynapocket T-01B」もQWERTYキーボードを搭載。OSにはWindows Mobileを搭載している。