風邪の予防はどうしてる? 昔ながらの「おばあちゃんの知恵」が健在。

2009/10/29 15:06 Written by Narinari.com編集部

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秋も深まり、すっかり気温も低くなってきた昨今。すでに流行しているインフルエンザに加え、風邪の対策もしっかり行うなど、体調管理には気をつけたいところだが、多くの人は体調を崩さないためにどのようなことを実践しているのだろうか。東急ハンズがモバイルサイト「ハンズモバイル」でアンケート調査を実施した。

まず、「風邪やインフルエンザ予防のためにいつもやっていること」についてたずねたところ、8割以上が「手洗い」(91.9%)、「うがい」(81.7%)と回答。以下、「十分な睡眠をとる」(44.8%)、「マスクをする」(32.2%)、「人ごみを避ける」(27.7%)と続き、インフルエンザ予防に関心が高まる中、「日頃できることをしっかりやる」という意識の高さがうかがる。

次に、自由回答形式で「とっておきの風邪予防策」についてたずねた。それらを分類すると、「食べ物」(22.3%)、「飲み物」(19.0%)、「うがい」(13.3%)、「睡眠」(9.0%)となり、「食べる」「飲む」ことによる風邪予防策を実践している人が多いことがわかる。回答例は以下のとおり。

食べ物:ネギやショウガ、ニンニク、唐辛子などの香辛料をとる。/鍋を食べる。/3食バランスを考える。/みかんやレモンなどのかんきつ類を食べる。納豆、れんこんを食べる。
飲み物:紅茶、蜂蜜入りショウガ湯、緑茶などの体温を上げる温かいものを飲む。
うがい:鼻うがいをする。/緑茶、紅茶でうがいをする。
睡眠:十分な睡眠をとる。

大まかな傾向として、「サプリメントに頼る」との回答は少なく、「バランスの良い食事をして、栄養をとる」という意識が強く表れている。また、食べ物の回答に多かった「身体を温め、免疫力を高める」という意識も強く、ほかに「身体や首を冷やさないようにマフラーをする」「適度な運動」「毎日湯船につかって半身浴をする」といった答えもあった。

さらに乾燥を防ぐために、「加湿をする」「マスクをする」「水分補給を欠かさない」などの回答もあり、風邪予防の一環としての乾燥対策も当たり前に行われているようだ。

こうした結果を受け、同社は「カゼ予防には、子どものころから慣れ親しんだ『おばあちゃんの知恵』が生きている」としている。

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