若い女性を中心に巻き起こった昨今の“戦国ブーム”によって、かつては考えられなかったようなグッズが次々と登場している。そうした流れを受けて、“戦国”のキーワードとはあまり接点がなかった商品やサービスも盛んに“戦国”を取り入れた展開が行われているが、コカ・コーラシステムの缶コーヒー「ジョージア」も、戦国時代を彩った10人の戦国武将を描いた「ジョージア 戦国時代の武将シリーズ」を、11月3日からコンビニ限定商品として発売することになった。全10種類で、価格は120円（税込み）。

「ジョージア 戦国時代の武将シリーズ」は、歴史雑誌「歴史街道」の監修のもと、戦国武将を力強くデザインしたシリーズ。デザインされる10人の武将は真田幸村、直江兼続、伊達政宗、徳川家康、織田信長、武田信玄、上杉謙信、前田慶次郎、黒田官兵衛、豊臣秀吉と、いずれ劣らぬ人気を誇る名将たちだ。

デザインを担当したのは、イラストレーターの諏訪原寛幸氏。諏訪原氏は「歴史街道」の誌面のほか、コーエーのゲーム「信長の野望」や「戦国無双」シリーズなどを手がけた人物として、戦国時代好きにはおなじみのイラストレーターだ。

パッケージはシックな深緑色を基調に、10人の戦国武将がそれぞれ描かれたもの。「愛」をかたどった兜を被る直江兼続、傾奇者（かぶきもの）と知られた前田慶次郎、鎧姿が珍しい豊臣秀吉など、そのコレクション性は高い。また、パッケージの側面には、「歴史街道」が描き下ろした各戦国武将のプロフィールが明記されている。

数量限定のため、店頭からなくなり次第販売は終了。戦国時代好きを中心に争奪戦が繰り広げられそうだ。