長いテレビの歴史の中で、常に人気コンテンツとして高視聴率番組を輩出してきたクイズ番組。「名物番組」と呼ばれた番組や、社会現象と言えるほどのブームを巻き起こした番組も少なくない。そんな歴代のクイズ番組について、日本初のソーシャルクイズサイト「問答家族」（//mondou.jp/）を運営するアイオイクスが「日本人のクイズに対する意識調査」を実施。結果を公表している。

調査は全国20〜39歳の男女を対象に、インターネットを通じて行ったもの。この中で「クイズ番組を1週間に1回以上観る」という人は75.7％に上り、また、「クイズがすき」と回答した人も88.8％と高い割合を示した。日本人の“クイズ番組好き”が浮き彫りとなった結果だ。

「クイズ番組を観てしまう理由」は、トップが「単純に解くのが好き」（49.5％）となった。また、僅差の2位には「家族、友人とのコミュニケーションがとれる」（43.6％）が入るなど、クイズ番組は自分が楽しめることに加え、周囲との会話にも役立つなど、コミュニケーションの活性化に寄与していることがうかがえる結果となっている。

そして「歴代のクイズ番組で復活してほしい番組」を聞いたところ、20代の1位は「マジカル頭脳パワー」、30代の1位は「アメリカ横断ウルトラクイズ」となった。全体では「マジカル頭脳パワー」が1位となり、かつて「マジカルバナナ」や「マジカルアクション伝言バトル」などの人気ゲームをいくつも生み出した名番組が、レギュラー放送終了から10年が経過した今もなお、根強い人気を保ち続けているようだ。

☆歴代のクイズ番組で復活してほしい番組（全体）
1位　マジカル頭脳パワー（1990-1999）
2位　なるほど！ザ・ワールド（1981-1996）
3位　アメリカ横断ウルトラクイズ（1977-1998）
4位　クイズ世界はSHOW by ショーバイ（1988-1996）
5位　クイズ100人に聞きました（1979-1992）
6位　世界まるごとHOWマッチ！！（1983-1990）
7位　クイズ！年の差なんて（1988-1994）
8位　クイズダービー（1976-1992）
9位　どちら様も！！笑ってヨロシク（1989-1996）
10位　クイズタイムショック（1969-1986 ※初代）