auが5月頃に発表、6月から順次発売すると見られる今年の夏モデルに、世界初となる「ソーラーパネル採用防水ケータイ」がラインアップされることが、KDDIと沖縄セルラーから発表された。正式なスペックや型番などは明かされていないが、シャープが開発を担当し、6月には発売される予定だ。

ケータイにソーラーパネルを搭載した端末は、今年2月にサムスン電子が「Blue Earth」、中国の通信機器メーカー・中興通訊が「Coral-200-Solar」を発表するなど、世界的に各社が力を入れ始めている。クリーンエネルギーをケータイのバッテリーに用いることで、通常の充電によるCO2排出量の削減に貢献できるとして、注目されている分野だ。

今回、auが発表した「ソーラーパネル採用防水ケータイ」は、ソーラーパネルを搭載した端末としては日本初、さらに防水機能を持っている端末としては世界初のモデルとなる。約10分間の太陽光発電による充電で、1分間程度の通話と、2時間程度の待ち受けができるという。

公開されたイメージはスクエアデザインの折りたたみ端末で、回転2軸ヒンジの機構を採用しているものと見られる。また、背面に小型のサブディスプレイが配置されているようだ。