中孝介の3年前のデビュー曲に反響、「誰も知らない泣ける歌」出演で。

2009/02/27 14:55 Written by モノメトロ編集部

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2月24日放送の日本テレビ系「誰も知らない泣ける歌」に出演し、3年前に発売したデビュー曲「それぞれに」を披露した歌手・中孝介。これをきっかけに「それぞれに」が「着うた」総合チャートの圏外から一気に22位まで急上昇するなど、同番組の放送翌日から反響を呼んでいるようだ。

「それぞれに」は2006年3月に発売された中孝介のシングル曲。中孝介が日本人教師役と本人役の一人二役で出演している台湾映画「海角七号」(2008年公開)の挿入歌にも起用されている楽曲だ。

「海角七号」は台湾国民の3分の2が観覧するという、歴代の台湾映画の興行記録を塗り替えた大ヒット作品。現在までの台湾国内での興行収入は5億元(約14億円)を記録しており、これは台湾の歴代映画興行収入1位の「タイタニック」(8億元=22.5億円)に次ぐ数字となっている。ちなみに、同作のヒロインを務めているのは日本人女優の田中千絵。メイクアップアーティストのトニー・タナカの娘で、2006年頃から台湾で活躍している女優だ。

台湾では「海角七号」の大ヒットに伴い、中孝介も大ブレイク中。昨年10月に台湾でリリースしたセカンドアルバム「絆歌」は、台湾国内の日韓チャートで1位、ナショナルチャートで9位にランクインするほど売れている。また、2月13日には台湾で単独コンサートを開催。3,000人以上のファンを集め、大きな歓声を浴びた。

「味の素」のCMソング「ラララ」や、フジテレビ系ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」のオープニングテーマ「サンサーラ」、テレビ東京系アニメ「夏目友人帳」のエンディングテーマ「夏夕空」など、日本でも活躍の場を広げている中孝介。今後も日本と台湾、海を越えての活躍に期待だ。

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