ABブラザーズ時代の中山秀征の元相方「三月中にホームレスになりそうだ」。

2009/02/14 06:04 Written by Narinari.com編集部

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「おもいッきりイイ!!テレビ」の後番組「おもいッきりDON!(仮)」(3月30日10時25分スタート)の司会に抜擢され、今春から日本テレビの“昼の顔”になる中山秀征。そんな中山秀征がまだお笑い芸人だった時代、お笑いコンビ「ABブラザーズ」で相方を務めていた松野大介が、ブログで生活の困窮ぶりを告白し話題を呼んでいる。

公式ブログ「松野大介論」の2月13日付けエントリー「トークイベントと、今後のオレについて」によると、松野大介は「三月中にホームレスになりそう」「一言で言うと金が無い」というほど、苦しい生活をしているそう。「とにかく金になることを探さないと、本当にホームレス化するだろう」と、事態はかなり切迫しているようだ。そして「住所不定となった場合、このブログは『松野大介のホームレス日記』に変わって、オレの生活を事細かに実況することになるだろう」と自虐的に綴っている。

松野大介は1964年生まれの45歳。1985年に中山秀征と「ABブラザーズ」を結成し、「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系)や「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)といった人気番組にもレギュラー出演するなど、一時はかなりの人気者だった。

ところが1990年代に入り、レギュラーだった「ライオンのいただきます」(フジテレビ系)を卒業したあとは人気が低迷。ピンでの仕事が増えていた中山秀征とは対照的に松野大介の仕事は減り続け、1993年4月に所属事務所の渡辺プロダクションから独立、小説家や放送作家へと転身した。1998年には私小説という体裁を取った、事実上の「ABブラザーズ」の暴露本「芸人失格」を出版。中山秀征との確執や、売れていく相方への妬みなどを示唆する内容が話題となったが、この本が原因で中山秀征との断絶が決定的になったとも言われている。

お笑いコンビの解散後に、どちらか一方が売れ、一方は売れなくなるというのはよくあるパターン。でも、日本テレビの“昼の顔”という輝かしい舞台にいる中山秀征と、ホームレスに転落しかけている松野大介のコントラストは、あまりに大きい。

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