富士山の麓に点在する5つの湖「富士五湖」の中で、最大の面積を持つ山中湖。夏はキャンプ、冬はワカサギの穴釣りの名所としても賑わいを見せるが、この山中湖が2月1日から13日までの期間限定で「クリスタル・レイク」に“改名”されている。「クリスタル・レイク」といえば、映画「13日の金曜日」シリーズで惨劇の舞台となる湖だ。

これは「13日の金曜日」のリメイク版が2月13日から世界同時公開されるのを記念して行われているもの。企業が命名権を購入する、いわゆる「ネーミングライツ」のひとつで、パラマウントピクチャーズが山中湖の命名権を購入することで実現した。スポーツ施設などに「ネーミングライツ」が用いられるケースは増えているが、観光地そのものに「ネーミングライツ」を適用するのは珍しい。

企画したパラマウントピクチャーズは、「13金ファンならずとも、ぜひこの機会に訪問し、身を引き締めながら自らジェイソンに扮し記念撮影をしてみてはいかがだろうか」としている。

リメイク版の「13日の金曜日」は、「トランスフォーマー」や「アルマゲドン」などのヒット作を連発しているマイケル・ベイ監督が製作を務め、監督には「テキサス・チェーンソー」のマーカス・ニスペルを起用。ジャレッド・パダレッキやダニエル・パナベイカーが出演している。