「懐かしのアーケードゲーム」19作品、日本生まれが過半数占める。

2008/11/22 14:22 Written by モノメトロ編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


現在、家庭用ゲーム機や他の娯楽の充実によって低迷しているアーケードゲームだが、全盛期だった1980〜90年代は多くの人々を熱狂させた名作がいくつも生まれている。そんな「オールドスクール」なアーケードゲームについて、米芸能情報誌エンターテイメント・ウイークリーがランキングを発表。全19タイトル中10タイトルが、日本生まれのゲームとなった。

日本生まれのゲームでランクインしたのは、任天堂の「ドンキーコング」(81年)、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)の「ディグダグ」と「ポールポジション」(ともに82年)、コナミの「魂斗羅」(87年)と「T.M.N.T. 〜スーパー亀忍者〜」(89年)、タイトーの海外では「Jungle Hunt」として知られる「ジャングルキング」(82年)と「エレベーターアクション」(83年)、カプコンの「ストリートファイター2」(87年)、テクノスジャパンの「ダブルドラゴン」(87年)、セイブ開発の「雷電」(90年)の10作品。発売翌日に「ファミリーコンピュータ」へ移植された任天堂の「マリオブラザーズ」(83年)はランクインしていない。

メーカー別では、ナムコ、コナミ、タイトーが2タイトルずつで並んでいるが、米大学生が勝手に作った作品をライセンス保有者であるミッドウェイゲームズが正式リリースした「Ms. Pac-Man」を含めると、ナムコが3タイトルで最多となる。

一方、米国メーカーでは、アタリとミッドウェーゲームズの作品のみで占められた。任天堂より早くゲームを世間に広めたアタリといえば、急成長の原動力となった第1作「Pong」が有名。しかし、70年代リリース作品のためか、このタイトルや米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏が開発に携わった「Break Out(ブロック崩し)」は選から漏れている。

☆懐かしのアーケードゲーム19選
「ドンキーコング」(任天堂、1981年)
「ポールポジション」(ナムコ、1982年)
「ディグダグ」(ナムコ、1982年)
「魂斗羅」(コナミ、1987年)
「T.M.N.T. 〜スーパー亀忍者〜」(コナミ、1989年)
「ジャングルキング(Jungle Hunt)」(タイトー、1982年)
「エレベーターアクション」(タイトー、1983年)
「ストリートファイター2」(カプコン、1987年)
「ダブルドラゴン」(テクノスジャパン、1987年)
「雷電 」(セイブ開発、1990年)
「ミサイルコマンド」(アタリ、1980年)
「Centipede」(アタリ、1981年)
「Paperboy」(アタリ、1984年)
「ガントレット」(アタリ、1985年)
「Ms. Pac-Man」(ミッドウェイゲームズ、1981年)*
「Tron」(ミッドウェイゲームズ、1982年)#
「Spy Hunter」(ミッドウェイゲームズ、1983年)#
「モータルコンバットII」(ミッドウェイゲームズ、1993年)
「NBAジャム」(ミッドウェイゲームズ、1993年)
*General Computerと共同でリリース
#バリー=ミッドウェイ名義でリリース

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.