観月ありさ主演「OLにっぽん」まさかの大コケ、初回視聴率は8.3%。

2008/10/09 11:44 Written by Narinari.com編集部

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10月8日からスタートした観月ありさ主演ドラマ「OLにっぽん」の初回視聴率が8.3%と、いきなり10%のラインを大きく割り込んだ。この数字は、今年の「春ドラマ」として同枠で放送され、初回から最終回まで低空飛行を続けた上戸彩主演ドラマ「ホカベン」の初回8.8%(全10話の平均は8.2%)をも下回る。

「OLにっぽん」は老舗商社の総務課を舞台に、コスト削減のため中国から送り込まれた研修生たちと、古い企業体質の中で仕事をしてきた正社員たちの困惑や衝突、心境の変化を描いていく作品。ヒロインのOL役を観月ありさ、海外アウトソーシングを進める担当者役を阿部サダヲが演じている。

脚本は「OLにっぽん」と同枠で大ヒットを記録した「ハケンの品格」の中園ミホが担当。「ナースのお仕事」シリーズ(フジテレビ系)や「鬼嫁日記」(同)、「斉藤さん」(日本テレビ系)など、ハマると堅調な数字を取る観月ありさとのタッグで高視聴率を狙いに行ったものの、視聴者の反応は日本テレビの思惑とは大きくかけ離れてしまったようだ。

実際、視聴者は「OLにっぽん」の初回放送をどのように見たのだろう。ネットでは「意外と面白かった」「働く意味を考えさせられる」と好意的な感想もあるものの、「キャストが悪すぎる」「この内容だと誰がやってもダメ」「中国モノを放送するタイミングが悪い」と、辛口の感想が目立つ印象だ。

なお、今年放送された連続ドラマの初回視聴率の比較(NHKと深夜枠除く)では、「OLにっぽん」の8.3%は「恋空」(TBS系)の5.6%に次ぐ低さ。低視聴率ドラマと揶揄された「ホカベン」(日本テレビ系)の8.8%、「4姉妹探偵団」(テレビ朝日系)の9.2%、「学校じゃ教えられない!!」(日本テレビ系)の9.9%より低い。

連続ドラマは初回視聴率が高く、中盤に向けて視聴率がジワジワと下がるのが一般的なパターン。それだけに、スタートダッシュに失敗した「OLにっぽん」の今後の視聴率推移が心配だ。

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