ケータイ小説執筆の瀬戸内寂聴、「若すぎる」プロフィールが話題。

2008/09/25 04:50 Written by Narinari.com編集部

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9月24日に行われた「第3回日本ケータイ小説大賞・源氏物語千年紀賞」授賞式の席上で、御年86歳ながら、名前を隠してケータイ小説「あしたの虹」を書いていたことを明らかにした瀬戸内寂聴。ペンネームは「ぱーぷる」で、女子高生の恋愛を描いたという、これまでの瀬戸内寂聴のイメージからすると、少しビックリさせられる発表だった。

でも、それ以上にビックリさせられるのは、「あしたの虹」を連載していたケータイ小説サイト「野いちご」で公開されている「ぱーぷる」のプロフィール。どのような内容なのか、一部を抜粋してみよう。

◎「ぱーぷる」(瀬戸内寂聴)プロフィール欄より

【身長】ヒミツ(ハート絵文字)
【体重】ヒミツ(ハート絵文字)
【自分が一番輝く瞬間】好きな人といっしょにいるとき
【好きな食べ物】お肉(特にウシ)
【今一番欲しいもの】ドキドキっ
【最近頭にきていること】世の中のおとな達
【最近凹んだこと】凹むを「クボむ」って読んだら笑われたこと…
【地球があと24時間しかなかったら?】あの人に告白したい(ハート絵文字)
【使っている携帯電話】ピンクのドコモ

このプロフィールだけを見たら、誰も著者が瀬戸内寂聴だと気が付くはずがないだろう。ツッコミどころはたくさんあるが、尼僧の身でありながら「好きな食べ物:お肉(特にウシ)」と記述しているところに目が行く人が多いようだ(※ちなみに、瀬戸内寂聴は著書や講演会などで、肉好きのため戒律を守れず食べることを公言している)。

「あしたの虹」の文体も、とても86歳とは思えない若い感覚で書かれており、その「プロの仕事」には感嘆の声が漏れている。作品はケータイ、パソコン両方から読むことができる(//no-ichigo.jp/koibumi/080924/nkst.php)ので、気になる人はぜひ一読を。

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