米放送局ニオロデオンのティーン向け番組「ゾーイ101」に主演し、ブリトニー・スピアーズの妹であることからも大ブレイクが期待されていた女優のジェイミー・リン・スピアーズ。昨年12月に妊娠3カ月であることが判明し、米メディアを騒然とさせたのは記憶に新しい。16歳での妊娠・出産決意は、9〜14歳という低年齢層が多いファンの親から批判が集まり、果てにはブッシュ政権の教育政策を批判する識者まで現れた。

こうして世間が騒ぐ中で、ジェイミー・リンは今年6月に無事女児を出産。子供の父親である婚約者のケイシー・オルドブリッジさんとは入籍していないものの今年中に結婚することを予定しており、挙式場所はさまざまな憶測を呼んでいる。ロサンゼルスで挙げるならば、マイリー・サイラスやセレナ・ゴメズらティーンアイドルが多数出席する、豪華な式となるようだ。

そんな幸せいっぱいのジェイミー・リンをどん底に突き落とすニュースが、米誌イン・タッチ・ウイークリーによって伝えられた。同誌によると、オルドブリッジさんが長年にわたって別の女性と関係を持っていたという。

ジェイミー・リンとオルドブリッジさんの交際期間は長く、昨夏には一時破局報道があったものの、妊娠発覚によって交際が続いていたことが明らかになった。この妊娠にはジェイミー・リンの両親をはじめ姉ブリトニーも激怒したようだが、オルドブリッジさんは周囲の評判が良く、両親もその人柄を気に入ったことで出産、結婚を認めたとされている。

ところがオルドブリッジさんは、2006年に年上の女性、ケリー・ドーソンさんと恋に落ちた。当時17歳だったオルドブリッジさんは同26歳のドーソンさんにのめり込んだようだが、ジェイミー・リンとの交際は続行。つまり、二股をかけていたのだ。

同誌は、オルドブリッジさんとドーソンさんが頬を寄せて舌をつけ合う写真とともに、「少なくとも週に1度は会っている」というドーソンさんのコメントを掲載。さらにドーソンさんは、ジェイミー・リンの妊娠6カ月までオルドブリッジさんとベッドを共にしていたことも明かし、出産数カ月前にはドーソンさんから切り出して一緒に寝ることはなくなったものの、「いまでもキスくらいはする」としている。

これに対するジェイミー・リンのコメントはないが、失意にあるのは間違いないだろう。姉のブリトニーを見ているためか、「生まれてくる子供が普通の家族生活を送れるように」と故郷のルイジアナ州に戻ったジェイミー・リン。わずか2年でケビン・フェダーラインとの結婚生活を終えた姉を超え、結婚前に破談になる可能性もありそうだ。