夏本番を迎え、うだるような暑さに食欲も減退しがち。こんな時期はさっぱりとした寿司で精力をつけたいところだ。寿司というと敷居が高い食事に感じるが、気軽に足を運べるチェーンはありがたい存在。そんな寿司チェーンを実際に食べ比べて採点したランキングを、8月13日発売の雑誌「おとなの週末」9月号が発表している。

このランキングは、有名16大チェーンの各2店舗、計32店舗を同誌スタッフ3人が食べ比べて採点したもの。「料理」（30点満点）、「接客」（10点満点）、「コストパフォーマンス」（同）の3項目の合計を、さらに2店舗分合わせた得点でランキングしている。利用客が多いと思われる東京の銀座や新宿の支店を中心に選出したという。

栄えある1位に選ばれたのは、総合98点を獲得した「梅丘寿司の美登利総本店」。銀座店と二子多摩川店を覆面取材した結果、ともに49点と評価された。銀座店は「料理」項目で32店舗唯一の満点を獲得している。

2位は「江戸前びっくり寿司」で、銀座店は計48点と「梅丘寿司の美登利総本店」に迫る評価を得たものの、神奈川のセンター北店が43点だったために総合評価では91点だった。これに「築地すし好」（総合87点）、「鮨處八千代」（同83点）、「築地すし鮮」（同81点）、「魚がし日本一」（同80点）、「うまい鮨勘」（80点）、「鮨処 銀座福助」（同79点）が続いている。また、食べ放題で有名な「雛鮨（ひなずし）」も総合77点を獲得して9位にランクインした。

同誌では「デパートのすし屋おすすめベストテン」も発表しており、こちらのベスト3は伊勢丹新宿店の「鮨 魯山」、日本橋三越本店の「紅はし」、東急百貨店本店の「すし屋の磯勢」。また「人気スポットのすし店20」では、東京・丸の内にある米カリフォルニア州サンタモニカのスシレストランバーの支店「the hump」が1位となっている。