「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が渋谷に進出、国内6店舗目。

2008/06/03 15:02 Written by モノメトロ編集部

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2006年10月、東京・新宿に日本1号店をオープンさせた「ドーナツ界の黒船」こと「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。米国での人気をいち早く聞きつけたスイーツファンを中心に、オープン当初から「数時間待ちは当たり前」の行列ができ、1年半が経った現在も行列が絶えることのない言わずと知れた人気店だ。この「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の国内6店舗目となる「渋谷シネタワー店」が、 6月14日にオープンすることになった。

「渋谷シネタワー店」(東京都渋谷区道玄坂2-6-17)は東京・渋谷の道玄坂沿いにある映画館「渋東シネタワー」の1階に入居。店舗面積は「新宿サザンテラス店」を抜く271平方メートル、座席数は61で、都内では最も広い店舗となる。

1937年に米国ノースカロライナ州ウィンストン=セーラムで産声を上げた「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は、かつては東海岸に本拠を置く弱小チェーンに止まり、それほど人気があるチェーンではなかった。ところが1990年代に西海岸に進出してから勢力を拡大。2000年にはナスダック市場に、2001年にはニューヨーク証券取引所に上場するなど、急速に業績を伸ばしたチェーンとして知られている。

米国にはいくつもドーナツチェーンが存在しているが、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」はいまやトップクラスの人気を誇り、ハワイ・マウイ島に進出した際には、ほかの島から飛行機で買いに来る人が殺到した……との逸話も残っているほどだ。日本ではロッテと企業再生会社のリヴァンプが共同で設立した「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(KKDJ)」が事業を展開している。

なお、現在の店舗は「新宿サザンテラス店」「有楽町イトシア店」「イオンモール川口キャラ店」「立川ルミネ店」「船橋ららぽーとTOKYO-BAY店」の計5店舗。今後4年間で30〜50店舗の出店を計画中だ。

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