4月14日に公式ブログで痴漢被害と犯人撃退の武勇伝を披露し、その名を知られるようになったアイドルの倉持結香。痴漢撃退に効果的だったという、マネージャー仕込みの空手に自信を持ったのか、今度は女の子限定ながら、リアルバトルの対戦相手を募集中だ。

5月1日に更新されたブログのエントリーに掲載された対戦相手の募集告知では、マネージャーと公園で闘っている様子を写した写真と共に、「女の子限定で、戦える方募集したいと思います。是非結香と闘ってください」と、本気で闘う相手を募っており、素手による格闘を希望している。また、「ちゃんと防具や安全面はお約束いたします！！」と安全面は保証するという。

これに対しブログのコメント欄は炎上気味で、加えて掲示板サイトでは「素人同士が闘うのは決闘罪にあたるのではないか」との指摘も。ちなみに、「決闘罪」は「決闘を挑んだ者・応じた者は6月以上2年以下の懲役」「決闘を行った者は2年以上5年以下の懲役」「決闘立会人・決闘の立会いを約束した者は1月以上1年以下の懲役」と規定されているため、安易な闘いの呼びかけは法を犯す危険性がある。

こうした批判を受け、倉持結香は5月2日付けで告知を補足するエントリーを公開。「この闘いというのは、ケンカをしようというわけではありません。時代錯誤かもしれませんが、仲間で楽しく勝負するというそれだけの事なのでございます」「闘うという言葉が独り歩きして、すごく暴力的なイメージを持ってしまう可能性があるのですが、大事なのは一緒に何かをすることだと思います。友達作りのようなものです」と釈明している。

倉持結香は4月中旬、通学で乗車していたJR山手線内で「体重が100キロ以上ありそうな」体格の痴漢に下半身を触られたことに激怒。痴漢をホームに引きずり出し、「正拳突き」と「下段回し蹴り」を喰らわせ、ノックアウトさせたとブログで告白したが、勇ましい武勇伝に賛辞が送られる一方で、「簡単に暴力を振るうな」などの批判も殺到していた。