亀仙人からハルヒまで、中国のゲームが日本のキャラクターパクる。

2008/03/29 22:46 Written by コ○助

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日本や欧米諸国では考えられないような、著作権侵害の事例が相次ぐ中国。今年の北京五輪で世界の目が中国に注がれることに合わせるように、近年は著作権侵害の取り締まりを強化、政府レベルでの意識は高まってきているなりが、民間レベルではいまだに状況が改善されていないのが現状なりよね。日本や米国のコンテンツ企業(映画会社、ゲーム会社、出版社など)が盛んに訴訟を起こしてはいるものの、もともとの著作権に対する考え方が異なることもあって、一筋縄にはいかない状況が続いているなりよ。

そうした中、また新たな著作権侵害、しかもかなり大胆な「パクり」が発覚、ネットで話題を呼んでいるなり。問題となっているのは中国のオンラインゲーム「竜神伝説」。一見すると、よくあるタイプのオンラインゲームなりが、公式ページに掲載されているイラストやスクリーンショットを見ていくと、日本のアニメやゲームのキャラクターにそっくりなキャラクターが登場していることに気が付くなりよ。

ザッと公式ページを見渡しただけでも、L(デスノート)、はたけカカシ(NARUTO)、涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)、亀仙人(ドラゴンボール)、カリン様(同)、ピーチ姫(スーパーマリオブラザーズ)、クリボー(同)、テレサ(同)、スライム(ドラゴンクエスト)、ハリー(ハリーポッター)、シュレック(シュレック)などなど、「垣根を越えた」豪華なキャストが集合していることが確認できるなり。

中にはキャラクターの風貌を少しいじったものもあるなりが、Lや涼宮ハルヒ、ピーチ姫、クリボーあたりはオリジナルをそのまま流用したかのようなデザインなりよ。ここまで大胆な「パクり」がまかり通ってしまう中国の著作権侵害。これだけ根が深いと、一般に流通するレベルの商品から排除されるまでにも、まだまだ時間がかかりそうなりね……。

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