ラーメン界席巻の新潮流「まぜそば」をカップ化、大崎裕史氏が監修。

2008/03/07 21:45 Written by コ○助

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いま、ラーメン界の新しい潮流として大ブームを巻き起こしている「まぜそば」をご存知なりか? お店や地域によって「あえそば」「汁なし」などとも呼ばれる、スープのないタイプのラーメンのことなりよ。ジワジワと「まぜそば」を提供するラーメン店が増え始めたのは2006年頃からで、2007年にはさまざまなメディアを巻き込んで本格的にブレイク、そしていま、最もホットなラーメンだと言われているなり。この流れを受け、2008年は「まぜそば」にカップ化の波が訪れ、2月には日清食品から「なんつッ亭のまなかい まぜそば」が、そして明星食品からは3月3日に「美味しさ新発見 まぜそば」が発売されたなりね。

そもそも「まぜそば」とは何ぞや? と疑問を抱く人もまだまだ多いと思うので、簡単に説明を。「まぜそば」は麺にいろいろな具材をトッピングし、特製のタレや油と一緒にまぜて食べるスタイルのラーメンのこと。イメージ的には、少し前から流行の兆しを見せていた「汁なし担々麺」や、東京の多摩地域に古くから存在する「油そば」が近いなりね。「まぜそば」は従来からあるそうしたメニューよりもさらに自由な発想で具材などに工夫を凝らし、より楽しいメニューに進化したものと考えれば良さそうなりよ。

昨今の「まぜそば」ブームの火付け役となったのは、連日行列ができるつけ麺の名店として、東京のラーメン好きで知らない人はいないほどの有名店「六厘舎」(東京・大崎)。この「六厘舎」が、「まぜそば」専門店の「ジャンクガレッジ」を立ち上げたのが大きなエポックとなったなり。「ジャンクガレッジ」はその店名が示すとおり、非常にジャンキーな「まぜそば」が特徴。麺にニンニクやネギ、魚粉、チーズ、生卵、ベビースターなどを絡めまくって食べる、ビジュアルも食べ方も豪快なラーメンなりね。

また、「ジャンクガレッジ」と双璧をなすほど人気を呼んだのが、かねてからコアなファンが多い「ラーメン二郎」横浜関内店のメニュー「汁なし」。「ラーメン二郎」の特徴でもある極太の麺に、豚(チャーシュー)、もやし、生卵、チーズなどをからめて食べる一品なり。こちらも「ラーメン二郎」のファンを中心に絶大な支持を集め、遠方から「汁なし」目当てに横浜まで足を運ぶ人も多いなりよ。「ジャンクガレッジ」も「ラーメン二郎 横浜関内店」も、そしてその後に続いた「まぜそば」を提供するラーメン店も、ブログやmixiのラーメン系コミュニティを中心としたネットでの口コミからファンを増やし、大ブレイクへと繋がっていったなり。

さて、こうした「まぜそば」のブーム到来を2006年から「予言」していたのが、これまで16,000杯のラーメンを食べ歩いたという、ラーメン界の巨頭・大崎裕史氏。株式会社ラーメンデータバンクの代表取締役にして、ラーメン評論家として数々のメディアで活躍している大崎氏なりが、今回明星食品とタッグを組み、「まぜそば」の美味さと楽しさをそのままカップ化したのが、冒頭でご紹介した「美味しさ新発見 まぜそば」なりよ。

「美味しさ新発見 まぜそば」は、しっかりとした食感のノンフライ太麺に、焼豚ダレとポーク白湯をベースにしたとんこつ醤油味のタレ、かやく類(キャベツ、豚バラチップ、フライドガーリック、鰹節粉、エビフレーク、粗挽き黒コショウ、赤唐辛子、小ネギ、チーズパウダー)を合わせ、あとはまぜまぜすれば完成。「まぜそば」の濃厚な味わいや雰囲気を完全に再現しているなりね。

すでに「まぜそば」を体験してハマっている人はもちろん、「近くに『まぜそば』が食べられるお店がない」という人も、ぜひ一度、お試しあれ。

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