国際ブランド「シュウ ウエムラ」創始者、植村秀氏が昨年末に他界。

2008/01/08 16:12 Written by コ○助

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全国35道府県にある百貨店をはじめ、世界15の国と地域に店舗を構える(公式ページより)世界的な化粧品ブランド「シュウ ウエムラ」。まだ日本では定着していなかったクレンジングオイルを普及させたほか、かわいいパッケージデザインや充実したラインアップなどが人気を博し、主に20〜30代の女性から絶大な支持を得ているなりよね。

そんな「シュウ ウエムラ」の創始者にして、世界的なメイクアップアーティストとして知られる植村秀氏が、昨年末、79歳で亡くなっていたことが明らかになったなりよ。すでに葬儀や告別式は親族で済ませており、1月31日に東京都青山葬儀所で「お別れ会」を開くことが決まっているなり。70代を迎えてもパリッとした「老紳士」という出で立ちで、元気な姿を見せていた植村氏だけに、突然の訃報は、大きな衝撃を持って受け止められているなりね。

植村氏は、まだ日本の美容業界が世界よりも遅れていた1950年代にハリウッドへと渡り、メイクアップアーティストのキャリアをスタート。1961年に製作されたジャック・カーディフ監督の映画「My Geisha(邦題:青い目の蝶々さん)」に参加した際、主演女優のシャーリー・マクレーンの担当が病気で倒れたために急遽代役に抜擢され、高い評価を得たなりよ。

その後、フランク・シナトラなど、大物のメイクを担当し、帰国後の1964年には日本初となるハリウッド式のメイクアップ アトリエを開設。1983年には東京・表参道に「シュウ ウエムラ ビューティブティック」の1号店をオープンさせ、以降、順調に店舗を拡大してきたなり。

日本の美容業界にとっては、昨年末に亡くなったメイ牛山さんと共に、「巨星」を立て続けに失うことになってしまったなりね。お悔やみ申し上げますなり。

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