バラエティ番組を盛り上げる司会や賑やかし役として、テレビを付ければ必ず目にするほど、現代のテレビには欠かすことのできないお笑い芸人たち。視聴者に飽きられるのも早い栄枯盛衰の激しい世界ながら、安定して十数年に渡ってトップを張る芸人も珍しくなく、そうした「大御所」を目指して毎年多くの人材がお笑いの門を叩いているなりよね。

そんなお笑い芸人たちのCMと番組出演料のランクをリスト化したものを、現在発売中の「フライデー」が掲載しているなりよ。売れない芸人は「年収1万円」といった桁違いに常識外れなギャラしか手に出来ていないという話はよく耳にするなりが、売れている芸人がいくらくらいギャラをもらっているのかは、なかなか視聴者には分かりづらいもの。そういう意味でも、興味深いリストになっているなりよ。ちなみにリストにある「出演料」は「ゴールデンにおけるMC（司会）、またはメイン級のゲストとして出演したときの1本分の報酬」なのだそう。いずれも厳密にこの数字のギャラが支払われているということではないので、あくまでも目安となるレベルだと考えれば良いなりね。

◎お笑い芸人50組の「CM＆番組出演料」リスト（フライデーまとめ）
明石家さんま　［CM］6000〜8000万円／［出演料］150〜200万円
所ジョージ　［CM］6000〜8000万円／［出演料］150〜200万円
島田紳助　［CM］5000万円／［出演料］150〜200万円
ビートたけし　［CM］6000万円／［出演料］100〜200万円
ダウンタウン　［CM］6000万円／［出演料］200万円
とんねるず　［CM］6000万円／［出演料］200万円
志村けん　［CM］4000〜6000万円／［出演料］150万円
爆笑問題　［CM］4000〜6000万円／［出演料］150万円
萩本欽一　［CM］4000万円／［出演料］150万円
ナインティナイン　［CM］4000万円／［出演料］100〜130万円
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劇団ひとり　［CM］1200〜2000万円／［出演料］30〜50万円
オリエンタルラジオ　［CM］1500万円／［出演料］30〜50万円
ルー大柴　［CM］300万円／［出演料］50〜70万円
小島よしお　［CM］200万円／［出演料］30〜60万円
ムーディ勝山　［CM］150万円／［出演料］30〜50万円
柳原可奈子　［CM］150万円／［出演料］30〜50万円
ギャル曽根　［CM］100〜200万円／［出演料］40〜60万円

リストの中から、ここでは上位10名（コンビ）と、気になる芸人をピックアップしてみたなり。さすがに上位は誰もが知っている「超」が付く大御所がズラリと名を連ねているなりが、この中では世代がずっと下になる爆笑問題の健闘が目立つなりね。でも、近年の爆笑問題の冠番組の多さから考えれば、これだけのギャラが発生しているのも納得できるところ。とんねるずやダウンタウン、そしてビートたけしをも射程圏内に捉えていることから、勢力図が変わるのもそう遠い将来のことではないかもしれないなり。

ほかの面々では、大復活を遂げたルー大柴や、大ブレイク中の小島よしおのギャラがほぼ同程度というのも、なかなか新しい発見なりよ。全体を見ると、例えばCMでは大きな差が開いている劇団ひとりと柳原可奈子も、出演料では同程度というように、お笑い芸人の「格」の違いは、CMでハッキリと現れると言っても良さそうなりね。

リストの全容は「フライデー」に掲載されているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいませ。