「宇宙一、歌のうまいマクドナルド店員」決定戦に日本からも参戦。

2007/12/04 18:25 Written by モノメトロ編集部

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世界119か国に展開しているマクドナルドは、ファストフードの代名詞的な存在。その店舗数は世界で3万以上とも言われているが、そこで働く何百万人という社員・アルバイトの中から、世界一、いや、宇宙一歌のうまいクルーを決定する大会「Voice of McDonald's」が来年4月に米国で開催される。今回が2回目となる「Voice of McDonald's」の世界大会出場を賭け、現在、日本代表の世界大会セミファイナル進出を占うネット投票を受付中だ。

「Voice of McDonald's」日本代表の選考受付は、今年1月12日からスタート。クルーや社員から総計1,618名の応募があり、ソニー・ミュージックエンタテインメントのオーディション専門チームとマクドナルド人事部によってデモテープ選考が行われ、45人のセミファイナリストが選ばれた。そして、実際に歌声を披露するセミファイナル選考を経て、11人を選出。最後の国内ファイナル審査で頂点に輝いたのが、青森県の店舗で働く今(こん)千里さんだ。今さんを含め、上位3人が世界大会のデモテープ審査にかけられ、今さんが35人の世界セミファイナル候補者に選ばれている。

今さんは17歳の頃からマクドナルドで働き、20歳の時に歌手になる夢を抱いて退社。その後、しばらくマクドナルドから離れていたが、「Voice of McDonald's」が開催されるとの情報を聞き、9年ぶりに現場に復帰、見事に日本代表の座を射止めた。

現在、マクドナルドグローバルサイト(英語)で投票を受け付けているのは、世界で35人に絞られた候補者の中から、セミファイナルに進出できる10人を選ぶ(=米国で開催される世界大会への切符を掴める人を選ぶ)もの。同サイトでは候補者の歌声を収めた動画が公開されており、見比べながら誰でも投票できる。

マクドナルドは、「世界で通用する人材をひとりでも多く育てたい」との思いから、「Voice of McDonald's」を2006年に初めて開催。前回の第1回大会では、ブラジルのクルーが優勝している。果たして今さんは世界大会に進出することができるのか、そして世界の頂点に立つことができるのか。注目しておきたい。

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