吉野家のアルバイトが勝手に「テラ豚丼」調理、動画アップで大炎上。

2007/12/02 05:10 Written by コ○助

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BSE問題の影響で一時は危機的状況に追い込まれたものの、米国産牛肉の輸入再開に伴って、昨年9月から牛丼の販売を再開(※時間限定)した吉野家。その後、「吉野家の牛丼」を待ち望んでいた多くのファンに支えられるカタチで業績を急速に回復させ、販売再開から約1年が経った2007年8月中間連結決算では、純利益が前年同期比4.9倍にもなったなりよ。12月5日からは1週間限定ながら、3年半ぶりとなる「24時間牛丼販売」のキャンペーンを実施、併せて50円引きのセールを実施するほか、マクドナルドがいち早く導入して成功している地域別価格の検討を始めるなど、まだまだ業績を上積みする施策が控えているなりね。

でも、そんな好調・吉野家に水を差すような「事件」が起きてしまったなり。吉野家のアルバイトが店舗の厨房で勝手に「テラ豚丼」(肉がこんもりと盛られた丼)を調理し、その模様を動画におさめてニコニコ動画にアップしたなりよ。そして、動画をアップした本人が書き込んだ「少し食べて鍋に戻しました エコロジーなので」といった問題のあるコメントとともに、大炎上しているなりね。(現在は削除され、ミラー動画がYouTubeとニコニコ動画に残されているなり)

動画では丼から豚丼の具がはみだし、汁や具が丼から元の鍋に落ちていく様子や、吉野家の内部資料なども映されており、あまりのモラルの欠如に批判が殺到。すぐさま吉野家に電話やメールで抗議が行われたほか、mixiの吉野家コミュニティや2ちゃんねるにもスレッドが立ち、猛批判が繰り広げられているなりよ。

この動画やニコニコ動画に書き込まれたコメントから汲み取れる問題点を簡単に整理すると、次の3つが上げられるなりね。

・客に出す食品で遊んでいる。(=不謹慎)
・口にしたモノを戻して客に出している。(=不衛生)
・内部資料を不特定多数の人に公開している。(=内部規律違反)

抗議を受けた吉野家は、店舗とアルバイトの特定を急ぎ、早急に対応すると返答しているようなので、週明けにも何らかの動きがありそう。「食の安全」に対する消費者の関心が高まっている時期だけに、事が大きくなれば株価や業績にも飛び火する可能性もあるなりね。どのような対応を取るのか、アルバイトの処遇も含めて注目しておきたいところなり。

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