「ドラゴンボールZ」の実写映画化に進展? 来年から撮影開始か。

2007/09/03 17:21 Written by コ○助

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恐らく初めて「ドラゴンボール」のハリウッド実写映画化が話題になったのは、今からさかのぼること5年前、2002年3月頃のこと。原作の単行本(完全版含む)は世界で3億部以上の発行部数を誇る、日本のマンガ史に燦然と輝く「ドラゴンボール」ではあるなりが、読めばすぐに「実写には不向き」とわかる内容だけに、いかにハリウッドマジックを駆使しても「駄作」に終わるのではないかとの懸念の声が大きかったなりよ。ピッコロ大魔王やフリーザ、魔神ブーなどの独特なキャラクターが実写で動いているのを、そして悟空やクリリン、亀仙人を海外の俳優が演じているのを正視できるのか……との声もよく聞かれていたなりね。

この実写映画化が話題になった頃、監督として名前が挙がっていたのはスティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロンといったそうそうたる面々。製作費は約1億ドル(約124億円=当時)と巨額で、映画化権を保有する20世紀フォックスが相当な力を入れて製作するのでは、と見られていたものの、この5年の間に特に目立った進展もなく、現在に至っているなりよ。そしていつの頃からか、ファンの多くが「製作中止になった」「企画倒れ」と考えるようになっていたなり。

でも、もしかしたら本当に実写映画化に向けてプロジェクトが動き始めたのかもしれない……と思わせる話題をカナダのニュースサイト「The Gazette」が伝えているというなり。その内容を解説している「アニメ!アニメ!」によると、次のような状況のようなりよ。

・20世紀フォックスが「ドラゴンボールZ」の実写映画の撮影を、来年カナダのモントリオールで行うらしい。
・モントリオール市がロケを誘致したハリウッド映画として、「ナイトミュージアム」の続編、「ミクロの決死圏」のリメイクと並び、「ドラゴンボールZ」の名前があった。
・すべての映画は来年7月に撮影に入る。

20世紀フォックス側の情報ではなく、自治体側の情報というのが面白いところなりが、この情報が本当ならば、キャストや監督などの情報も、そう遠くない将来に発表される可能性は高そうなりよ。あくまでも、本当ならば……なりが。

ちなみに、昨年2月にオリコンが実施したアンケート「ハリウッド映画化して欲しいマンガ作品」では、「ドラゴンボール」は堂々の1位に輝いているなり。高い期待と大きな不安が入り交じる実写映画化の企画は生き続けているのか。今後の情報に注目しておきたいところなり。

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