「シティーハンター」が日韓合作でドラマ化、主演は韓国人俳優か。

2007/08/27 14:56 Written by コ○助

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1980年代中盤の「週刊少年ジャンプ」黄金期を支えた作品のひとつであり、今なお根強いファンを持つ北条司原作のマンガ「シティーハンター」。連載は足かけ6年、単行本は全35巻という長寿作品で、1987年には日本テレビ系でアニメ化、さらには映画版も製作されるなど、当時はまさに「人気マンガ」の名を欲しいままにしていたなりよね。「もっこり」に代表される「ちょいエロ」かつコミカルなタッチながら、時にハードボイルドに迫る硬軟を付けた展開は、男女問わず、幅広い年代から支持されたものなり。

そんな「シティーハンター」が連載終了から16年の時を経て、実写ドラマ化&映画化されることが決定したなりよ。過去にもジャッキー・チェン主演(ヒロイン役で後藤久美子も出演)で実写映画化されたことがあるなりが、今なお「黒歴史」として語り継がれるほどの出来の悪さだったことから、ファンの間では「なかったことにしたい作品」と言われることもあるなりね。それだけに、「シティーハンター」ファンの眼は、今回の実写化にはかなりシビア。早くも微妙な空気が漂っているようなり。

その理由のひとつは、主演候補として交渉が進められている俳優が韓国人俳優のチョン・ウソンだから。今回の実写化は日韓合作として進められているプロジェクトのため、こうしたキャスティングを検討しているわけなりが、ファンからすれば、日本の作品で日本人が主演しないことへの違和感を感じてしまうようなりよ。また、主演以外の俳優には日本人キャストが起用される方針のため、「主演だけ韓国人俳優では浮いてしまうのでは」と懸念する声もあるなりね。

チョン・ウソンと聞いてもあまりピンと来ない人が多いかもしれないなりが、身長186センチの長身と甘いスマイルで韓国では大人気の俳優で、主に映画を中心に活動しているなりよ。日本でも名の知れた作品だと「私の頭の中の消しゴム」や「MUSA -武士-」などでも主演を務めているなりね。体格も良く、ビジュアル的には主人公の冴羽獠からそれほど遠くはなさそうなりが、やはり言語の壁をどうやって乗り越えるのか(日本語に吹き替えるのか、日本語のセリフを本人が話すのか)が不安なのは確かなり。

中央日報によると、ドラマ版の韓国での放送は来年初めを予定し、全20話の構成になるのだとか。日本の連続ドラマはだいたい10〜12話程度で完結する枠組みなので、この構成のドラマをどの枠で放送するのかも注目なりよ。テレビでの放送はなく、いきなりDVD化という可能性もありそうなりが……。

果たして今回の「シティーハンター」実写化はファンの納得できるものになるのか。期待と不安が入り交じるなりが、日本での放送形態やキャストなどの新しい情報に注目しておきたいなりね。

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