講談社のマンガ誌「コミックボンボン」、部数低迷で休刊の噂。

2007/07/01 13:36 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


1980年代から90年代前半にかけ、小学館の「コロコロコミック」と並ぶ、二大小学生向けマンガ誌の一翼を担っていた講談社の「コミックボンボン」。連載作品のメジャー感は藤子不二雄(「パーマン」「怪物くん」「忍者ハットリくん」「プロゴルファー猿」など)や小林よしのり(「おぼっちゃまくん」)らを擁した「コロコロコミック」に軍配が上がるなりが、「コミックボンボン」も子どもが好むゲームや玩具などのテーマに合わせた作品を揃え、当時は小学生の間で人気のあったマンガ誌なりよ。

コ○助も創刊時(1981年)に小学生になるかならないかくらいだった、ターゲットにドンピシャな世代だったこともあり、子どもの頃にはよく読んでいたクチ。「コミックボンボン」しか読まない……という、完全なマイノリティではなかったなりが、「コロコロコミック」と共に愛読していた読者のひとりなりね。中でもプラモデルを仮想空間で戦わせる「プラモ狂四郎」(やまと虹一&クラフト団)には熱中したものなり。

きっとコ○助と同じ20代後半から30代前半の人は「コミックボンボン」に対する何らかの思い入れがありそうなものなりが、そんな世代にはちょっとショックな噂が、いまネットを駆けめぐっているなりね。創刊から26年が経過した今年、休刊するとの噂が出ているなりよ。

この噂の発端は、マンガ家のいしかわじゅんが自身のホームページに掲載した日記のくだり。そこには短い文章で「コミックボンボン休刊か……。朝日ソノラマがなくなって、ネムキはどうなるんだ。漫画誌はどこも厳しいな」と綴られていたなりね。

これ以外には講談社から正式なアナウンスがあったわけでもなく、ほかにそれらしい情報が出ているわけではないなりが、いしかわじゅんが不用意に裏の取れていない情報を日記で公開するとも考えにくく、「コミックボンボン」の休刊がまことしやかに囁かれ始めているなりよ。

ちなみにWikipediaによると、「コミックボンボン」にはこれまでも休刊・廃刊の噂が幾度となく流れており、発行部数や売り上げの低迷から脱却できない状態が続いているそう。また、アメーバニュースによると、2006年1月にA5判からB5判サイズに変更する大幅なリニューアルを敢行したものの、発行部数は上向くことなく、漸減が続いていたというなり。

もし、今回の休刊の噂が事実なら。読者だった時期はとうの昔とはいえ、歴史あるマンガ誌がまたひとつ姿を消すのはやはり寂しいなりよね。正式な発表が待たれるところなり。

☆現在連載中の「コミックボンボン」代表作
SDガンダム武者番長風雲録(一式まさと)
デルトラ クエスト(にわのまこと)
SDガンダム三国伝(ときた洸一)
ドクターマリオくん(あおきけい&みかまる)
ネギま!? neo(藤真拓哉)
機動戦士ガンダムALIVE(高山瑞穂)
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪千物語(ほしの竜一)

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.