今年のネット界において、「セカンドライフ」と並ぶ大きなトピックである一言SNS「twitter」。ネットや雑誌で紹介され、登録者が激増しているせいか、最近は少しサーバが重すぎて利用に支障が出ているほどなりよ。そうしている間にも、ライバルとなる類似サービスが次々と誕生。一言SNS全体が急カーブの上昇曲線を描きながら、ブログやSNSに続く大きなサービスに成長し始めているなりね。

こうした動きは米国に端を発しているなりが、国境なきネットの世界。日本だけでなく、中国でも一言SNSは人気を集め始め、新しいサービスが次々と立ち上がっているなりよ。そのひとつに「Komoo」なるサービスがあるなりが、このサービス。サイトの構成はもちろん、アイコンや背景に至るまで「twitter」とそっくり……というより「そのまま」のパクリサイトなりね。

過去にも、中国でSNSがブームになり始めた頃、日本の「mixi」を丸パクリしたサイト「中国縁（life365.com）」が登場。多くのネットユーザーがそのあまりのそっくりぶりに驚愕したなりが、今回の「twitter」のパクリサイトも相当なレベルなりね。先日、大きな話題を呼んだディズニーランドのパクリ遊園地「石景山遊楽園」ともども、中国の著作権意識の低さが浮き彫りにされた事例と考えて良さそうなり。

ちなみにライブドアニュースによると、「Komoo」はサーバの混雑状態が続く「twitter」から乗り換えるユーザーが増えているそう。中国では「Komoo」が一言SNSのトップシェアを獲得する可能性もゼロではないはずなので、今のうちに何らかの対応を取らないと、大変なことになる……かもしれないなりね。