2.5GBのメールボックス容量と強力なフィルター機能を備え、ユーザーから絶大な支持を得ているフリーのウェブメール「Gmail」。かつては招待制を採用していたため、利用したくてもできないユーザーが少なくなかったなりが、昨年8月の段階で日本語版は招待制を廃止、敷居がグッと低くなったことでユーザーのすそ野が広がったなりよね。ヤフーやMSNをはじめとする各ポータルサイトもウェブメールには力を入れているなりが、ほかのサービスに比べると、「Gmail」には愛着を感じているユーザーが多い印象なりよ。

コ○助も「Gmail」ユーザーの一人なりが、複数のメールアドレスに届くメールをすべて「Gmail」に転送して、ビューワー的に利用しているなりね。なにせメールボックスの容量が大きいので、どんどんメールを放り込んでも心配ないし、フィルタによる振り分けやスパムメールの排除がラクチン。家ではメールソフトを、外では「Gmail」を。上手く使い分けながら、「Gmail」を活用しているなりね。

ただ、一つだけ。利用しながら感じていたのは、転送なんて面倒なことをせずに、「Gmail」で直接外部メールの受信ができれば良いのに、ということ。例えば「xxx@narinari.com」のアドレスに届いたメールを転送しておけば「Gmail」で受信することはできたなりが、「Gmail」から「xxx@narinari.com」を差出人にしてメールを送信することはできなかったなりね。これができれば、まさにメールソフト要らず。ネットカフェであろうが、複数台保有しているどのパソコンであろうが、メールソフトの環境を整える必要がなくなるなりよね。

でも、この希望を叶えてくれる機能が「Gmail」に実装されたなりよ。最大5つまでという制限はあるなりが、外部のPOPメールアカウントを「Gmail」に登録することができるようになったなりね。受信した外部メールは「Gmail」のフィルタ機能などをすべて利用できるのはもちろん、コ○助にとっても懸案だった送信メールに関しても、差出人を外部メールのアドレスに設定して送信することができるようになったなりよ。

これで「Gmail」をメインのメーラーとして利用しやすくなったほか、外部メールのサーバにメッセージのコピーを残す設定もできるので、セカンドメーラーとしても活用できそう。ますます使いやすくなった「Gmail」、まだ利用していない人はぜひアカウント取得をオススメするなり。あとはモバイルへの正式対応が大きな課題なりか。それができたら完璧なりねぇ。