鉄道やバスに比べ、自由度や利便性が高いタクシー。目的地の目の前まで行きたいとき、終電を逃してしまったとき、荷物が多くて大変なとき、病気やケガをしているときなど、タクシーが活躍するシチュエーションはさまざまなりよね。コ○助も大人になってからちょこちょことタクシーを利用するようになったなりが、目的地が駅や停留所から遠く、しかも時間がないときなどにはついつい利用しがちなりよ。

ただ、鉄道やバスよりも、不満を抱く機会が多いのもまたタクシー。大概のことはサラッと流すタイプのコ○助ではあるなりが、乗務員の態度には不満を感じることが多いなりよ。例えば先日乗ったタクシーの乗務員。荒天の日にどうしても急いで向かわなければならない用事があったので、近場ではあったなりがタクシーに乗ったなりね。少し近場という引け目もあったので、乗車の際に「近くでも良いですか？」と断りを入たところ、返事はOK。でも、5分後（メーターにして800円程度）に下車する間近に「あんまり近いと商売にならないんですよね」と捨て台詞を吐かれたなりよ（笑）。そうだと思って予め断り入れたのに……、ちゃんとOKもらったのに……。

また、こんなこともあったなり。よくタクシーで行く場所に向かう際、明らかに逆方向に走っていることに気が付いたので、「方向違いませんか？」と聞いたところ、無言のままカーナビで目的地への行き方を調べてUターン。普段よりも1000円近くメーターが上がった状態で目的地に到着したなりよ。さすがに納得がいかなかったので逆方向に向かった理由を尋ねたところ、返ってきた言葉は「違ってませんでしたが、お客さんがそう言うからUターンしました」と。そう開き直って来るなりか……。もちろん、ほとんどのタクシーは全く問題なく目的地まで連れていってくれるなりが、一部にはこうした横柄な乗務員がいるのも事実なりね。

さて、コ○助はこうした乗務員の態度に不満を抱くことがあるなりが、世間的にはタクシーにはどのような不満を抱くことが多いのか。その答えが、インターワイヤードが実施した「タクシーと運転代行サービスの利用に関するアンケート」に出ていたなりよ。

◎タクシーと運転代行サービスの利用に関するアンケート（インターワイヤード）
・タクシーに対して「特に不満がない」と答えたのは9.4％と少なく、9割以上の人はタクシーに対して何らかの不満点がある（不満を感じた事がある）ことが判明。
・タクシーに対して不満に感じたことの1位は「料金が高い」（43.3％）、次いで「運転手の態度が良くない／愛想が悪い」（38.0％）、「遠回りをされた事がある」（34.8％）、「到着するまで料金が分からない」（31.1％）、「道に迷う/道に詳しくない」（30.5％）。

ということで、コ○助が実際に経験しているような例は、決して珍しくはない様子。不満に感じたことの「料金が高い」や「到着するまで料金が分からない」はシステム上のことゆえ納得の上で利用するしかないなりが、少なくとも「運転手の態度が良くない」「遠回りをされた事がある」は、乗務員の心がけの問題なりよね。まあ、諸外国のタクシーではそれが当たり前、だから日本でもそういった乗務員がいても仕方がない……という考え方もあるなりが、なかなか割り切れないものがあるなり。

皆さんはタクシーに対して感じる不満、何かあるなりか？