井村屋が「アンナミラーズ」の出店を再開、関西中心に展開へ。

2006/12/28 04:35 Written by コ○助

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1973年の日本上陸以来、胸を強調したかわいい制服が男性からの熱い支持を集めてきた米国風レストラン「アンナミラーズ」。もともと米国西海岸に本拠を置くレストランチェーンの「アンナミラーズ」は、創業者のスタンレー・ミラー氏が祖母の作ってくれた家庭料理をコンセプトに、米国のオーソドックスな料理とデザートパイを出すお店としてスタートさせたチェーンなりよ。日本では肉まんなどでおなじみの井村屋がライセンスを取得し、最盛期には首都圏を中心に22店舗を展開していたなりね。

そんな「アンナミラーズ」の悲しいニュースが伝えられたのは、今年7月のことだったなり。一時は制服人気も手伝って上げ潮に乗っていたなりが、残念ながら近年は徐々に業績が低迷。井村屋は外食事業の見直しを余儀なくされ、最終的に導き出したのが「アンナミラーズ」の縮小という結論だったなりよ。22店舗あった店舗は3店舗まで減り、まさに風前の灯火。完全撤退も時間の問題かと、ファンの間では囁かれていたほどの瀬戸際に立たされていたなり。

でも。生き残った3店舗はいずれも業績が上向いており、現在はしっかり黒字を確保している状態。そのため井村屋は「アンナミラーズ」のテコ入れは一段落したと判断し、再び「攻め」に転じることを決めたなりね。良くも悪くも、ほかのファミリーレストランとはひと味違う独特な文化を築いてきた「アンナミラーズ」だけに、その文化が消えるという最悪の事態は回避できそうなりよ。

日本経済新聞によると、井村屋の計画では3年以内に中部や関西に新店舗をオープンする予定。これに伴って、パイやケーキなどを作る調理センターを、東京都内から三重県津市の本社工場内に移転するというなり。製造拠点まで移すとなると、出店を再開しても当面は中部・関西地方が中心で、首都圏では現状維持の状態が続きそう。願わくば首都圏のあちこちにも出店して欲しいところなりが、それは将来のお楽しみとして、今はしばらく我慢のときなりか。

「アンナミラーズ」は首都圏以外の人にとっては「名前は聞いたことがあっても、あまりなじみのない存在」かもしれないなりが、KinKi Kidsの堂本剛をはじめ、芸能界にもファンが多いことでも知られているなりよね。コ○助も近所の「アンナミラーズ」を打ち合わせなどで愛用している一人なりよ。まだ「アンナミラーズ」の世界を体験したことがないならば、再出店の折りにはぜひ一度、足を運んでみてはいかがなりか?

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