缶コーヒー「ジョージア」、オマケに80年代のプロ野球選手フィギュア。

2006/08/30 23:40 Written by コジマ

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最近、缶コーヒーの上にカバーをかぶせてオマケを付けているものをよく目にする。ミニカーや競走馬、アニメキャラクターのフィギュアなどなかなかマニアの心をくすぐるものが付いているのだけれど、今度は30代以上の人たちの心を熱くするオマケが登場するのだ。日本コカコーラは「ジョージア」製品に1980年代に活躍したプロ野球選手の2頭身フィギュアを付けるキャンペーンを開始した。岡田彰布(現阪神監督)や原辰徳(現巨人監督)、落合博満(現中日監督)、山本浩二など全15種類で、「週刊ベースボール」(ベースボール・マガジン社)監修のリーフレットも付属する。

最近、コーヒーのオマケには惹かれるものがあり、実はぼく、缶コーヒーを飲むとかなりの高確率でお腹が痛くなっちゃうのだけれど、ランボルギーニやフェラーリのミニカー、キン肉マンの必殺技フィギュアなどが付いていると飛び付いてしまったのだ。

今回のオマケは、80年代に活躍したプロ野球選手のフィギュア。80年代といえば、ポストON時代。プロ野球が非常に華やかだった時代で、ぼくも小学生の頃に初めて野球場へ連れて行ってもらったときには、夢の世のようだった記憶があるのだ。ぼくが生まれて初めて阪神が優勝したのも85年だったなあ。その80年代に活躍した選手が15人登場する。そのラインアップを見てみると、

掛布雅之(阪神)
岡田彰布(阪神)
ランディ・バース(阪神)
原辰徳(巨人)
中畑清(巨人)
山本浩二(広島)
衣笠祥雄(広島)
高木豊(大洋)
谷沢健一(中日)
福本豊(阪急)
落合博満(ロッテ)
村田兆治(ロッテ)
石毛宏典(西武)
ラルフ・ブライアント(近鉄)
山本和範(南海)
※()内はフィギュアで採用されている球団

うーん、ぼくが大ファンだった真弓明信が選ばれていないのがちょっと不満だけど、阪神から3人も選ばれているのはうれしい限り。だけど、この人選は他球団のファンからクレームがつきそう。ちょっと考えてみても、江川卓(巨人)、ウォーレン・クロマティ(巨人)、門田博光(南海など)、秋山幸二(西武など)、オレステス・デストラーデ(西武)、山田久志(阪急など)、ブーマー・ウェルズ(阪急)など、個性豊かで心を熱くしてくれた選手がまだまだたくさんいるのだ。

一方、気になるのがフィギュアの出来。公式サイトを見てみると、衣笠や高木豊、石毛など似ているのもあるけれど、おおかたが名前が付いてないと誰だか分からない。特に掛布なんて……。でも、今回は今までにない試みだけに、ぼくも飲めないコーヒーをたくさん買ってしまいそうなのだ。80年代のプロ野球に熱中した人たちも、この時代を昔話のように聞いた人たちもぜひぜひ。

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