「めぞん一刻」がドラマ化、主演・伊東美咲の相手役を公募。

2006/08/07 21:46 Written by コジマ

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1980年代に人気を呼んだ高橋留美子作の恋愛漫画「めぞん一刻」。当時「メゾン○○」と名付けられたアパートやマンションが増加したことからも、人気の高さがうかがえるのだ。そんな「めぞん一刻」が、連載終了から20年となる来春、テレビ朝日系でドラマ化されることが決定した。主人公の未亡人、音無響子役に伊東美咲を起用。響子さんに恋する浪人生、五代裕作役は、オーディションで決定するそうなのだ。

「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」などの他の高橋作品とは一線を画し、現実的で大人の漫画である「めぞん一刻」。連載終了から来年で20年になるのだけれど、いまだに多くのファンがいるほどの名作で、“ラブコメ漫画の金字塔”ともいわれている。

当時、小学生のぼくの目に触れなかったのは、上記3作品とは違って青年誌(「ビックコミックスピリッツ」)に連載されていたためかもしれない。その存在を知ったのはフジテレビ系で放送されていたアニメで、若い未亡人の響子さんと浪人生の五代くんのすれ違う恋愛物語という設定もさることながら、風呂なし、共同トイレのボロアパート「一刻館」の個性豊かな住人たちが大好きだったのだ。斉藤由貴が歌う主題歌「悲しみよこんにちは」も良かったなあ。

実写化はこれが初めてではなく、88年に石原真理子主演(五代くん役は石黒賢)で映画化されている(「劇場版うる星やつら 完結篇」と同時上映)。ドラマ化の噂は昨年の11月時点であったようだけど、結局1年以上間を置いたうえに、今回はスペシャルとして1話限りの放送となるのだ(ただし、年に数回放送していくことも視野に入れているみたい)。うーん、何かあったのだろうか。

伊東美咲の起用について、テレビ朝日の内山聖子プロデューサーは、「みんながあこがれる若き未亡人というセクシーな役は、彼女をおいて他にはいない」(サンケイスポーツより)としている。むむむ、ぼくのイメージとはちょっと違うんだけどなあ。五代くん役は、20〜25歳のプロダクションや商業劇団などに所属していないアマチュアの男性を公募しているのだ。募集期間は9月7日まで。スターを夢見る男性は応募してみては? それにしても、1カ月レッスン受けただけの新人でも、出演料は100万円ももらえるのかあ。あらためて芸能人が高給取りということを確認したのだ。


☆「めぞん一刻」オーディション募集要項
<応募条件>
2006年9月7日時点で満20歳以上25歳未満の男性で、06年10月の最終審査及び撮影期間(準備を含む)中の06年11月〜翌年1月中旬まで(継続して)東京に滞在できる方。(最終審査の往復交通費は自費負担)
特定のプロダクションや商業劇団、レコード会社等に所属していないアマチュアの方(演技の経験は不問、自薦のみ)。
<応募方法>
公式サイトにある応募用紙をプリントアウトし、必要事項を記入のうえ、指定サイズの写真を添付して、
〒106-8001東京都港区六本木6-9-1 (株)テレビ朝日内 「めぞん一刻」オーディション事務局
宛てに郵送(電子メールによる応募は一切不可)。
<募集期間>
06年8月7日〜9月7日
<選考方法>
一次:書類選考のうえ、9月末までに通過者のみ、電話またはメールで連絡(合否の問い合わせは不可)
二次:10月中旬までに全国主要都市で面接
最終:10月下旬に東京でオーディション審査を開催。審査員は岡田惠和(脚本)、本木克英(監督)、伊東美咲らを予定。
<最終合格者>
五代裕作役1人。次点者1〜2人(次点者は別の配役を与えられる)。ともに該当者なしの場合もあり。各合格者は、出演契約を交わしたあと、11月から東京で演技レッスンを受け、12月の撮影本番に臨む。
<出演料>
五代裕作役:100万円
次点者:10万円
(交通費と東京滞在費は別途支給)

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