1971年7月20日に、東京・銀座に日本1号店がオープンしたマクドナルド。米国から日本にマクドナルドを持ち込んだ藤田田氏（故人）が「流行の発信地は銀座だ」との信念のもとに、「銀座のど真ん中にある交差点の角」という最高の立地を持つ三越銀座店に間借りするカタチでオープンしたのがすべての始まりだったなりよ。当時、すでにドムドムバーガー（1970年にオープン）が先行していたので、マクドナルドが「日本初のハンバーガーチェーン」ではないなりが、その後の日本にハンバーガーという文化を根付かせるのに大きな役割を担い、最も貢献してきたのは言うまでもないなり。現在の店舗数は最盛期の2002年よりは少し減ったものの、それでも全国に3700以上も展開する、誰もが認める日本最大のハンバーガーチェーンなりよね。

そんな日本でのマクドナルドは、今年が35周年という節目の年。1号店の銀座店は残念ながらすでに閉店しているなりが、銀座店とほぼ同じタイミング、1971年7月24日には東京・代々木に2号店、同25日に大井に3号店がオープンしているなりね。ともに現在も営業を続けている、いわば「日本最古のマクドナルド」なわけなりが、この両店と、大井店のすぐそばにある大井町丸井店の計3店舗で、35周年を記念したキャンペーンが行われるというなり。

それが「ハンバーガー無料キャンペーン」。クーポン持参で、という条件は付くなりが、通常80円で販売されているハンバーガーが無料で振る舞われるなりよ。無料とは、かなり大胆なりね……。簡単にキャンペーンの概要をまとめておくと。

［3店舗限定、35周年キャンペーン］
・対象店は代々木店、大井店、大井町丸井店の3店舗。
・期間は7月10日から7月31日までの3週間。
・35周年にちなみ、同時にサラダマックとハッピーセットを除く全セットが350円均一に。（代々木店が7月10日〜24日、大井＆大井町丸井店が7月17日〜31日）

肝心のクーポンはどこで手に入れるのか、ということなりが、今のところ現在発売中の「TOKYO 1週間」に付いているのは確認したなりよ。特にプレスリリースや公式ページ上に情報がないので、それ以上の確かな情報は伝えられないなりが、よく街頭で配布しているクーポン券や折り込みチラシのようなカタチでも配布されるかもしれないなりね。対象店の近隣に住んでいる人は、ぜひチェックしてみてくださいなり。

一時は低価格路線の失敗で深刻な顧客離れを引き起こしたマクドナルドなりが、最近はまだ業績も回復してきている様子。これからも、日本のハンバーガーチェーンの雄として、末永く良いサービスを提供し続けて欲しいものなり。