本体を折り曲げるとUSB端子が現れるSDカード、国内発売を開始。

2006/04/16 16:17 Written by コ○助

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デジカメや携帯音楽プレーヤーの普及によって、この5〜6年の間にメモリカードを利用するシーンがグッと増えてきたなりが、パソコンとのデータのやり取りの際にカードリーダーを介するのは面倒に感じることもあるなりよね。幸いコ○助はメインマシンに4種類のメモリカードを読むことができるカードスロットが搭載されているのでまだラクチンなりが、環境によっては外付けのカードリーダーやPCカードタイプのアダプタを用意したりと、それなりの投資や準備をする必要があるのも面倒に感じる理由のひとつ。誰もがカードスロットを標準搭載している、比較的新しめのパソコンを所有しているわけではないし、もっとパソコンとの連携が簡単だったら……と感じる人も少なくないと思うなりよ。コ○助も古めのモバイルパソコンでメモリカードを扱うときには、外付けのカードリーダーを部屋の中から探し出すところから始まるので面倒なことこの上ないなりね。

まあこれはコ○助が怠惰なことにも問題があるからなりが、もしメモリカードがどんなパソコンにも簡単に繋がったらもっと素敵なことなのに……というニーズに応えた製品が登場したなりよ。それはほとんどのパソコンに標準的に搭載されているUSBポートに直に差し込むことができるSDカード。これまでもSDカードのキャップを外すとUSB端子が現れるタイプの製品はあったなりが、サンディスクが発売を開始した「Ultra II SD Plus USB」は、「SDカードを折りたたむとUSB端子が現れる」という、ちょっと変わった機構を採用しているのが特徴なりよ。キャップタイプの製品でキャップを無くしてしまった経験を持つ人は多いはず。ちょっとしたことではあるなりが、キャップ要らずというだけでも十分なアピールポイントと言えるなりね。

この「Ultra II SD Plus USB」は、アメリカではすでに512MB、1GB、2GBの製品が発売されているなりが、国内で発売が始まったのは512MBと1GBの2モデル。転送速度は書込み9MB/sec、読込み10MB/secで、重量は2グラム、本体には読み書きの状態を表すLEDが付いているなり。価格は512MBモデルが1万円弱、1GBモデルが14,000円弱。

通常のUSB端子を思い浮かべるとSDカードの厚みと合わないような気がするなりが、この製品に搭載されているUSB端子は、通常のUSB端子の周りを囲っている金属部分を排除し、端子むき出しの状態のためにSDカードの薄さに合わせることができたなりね。このあたり、昨年2月に「PMA 2005」に参考出品された際のPC WEBのレポートには「同カードのUSB端子は接続部分のみで、通常のUSB端子のように金属のガイドはついていない。折り曲げた下半分が上になるように差し込めば上下を間違えることはないが、通常のUSB接続よりも接続部分はもろくなる」と、通常のSDカードよりも丁寧に扱う必要がありそうなりよ。普段、粗雑に扱う傾向にある人には向いていない製品かもしれないなりね。

最近はSDカードの値下がりが激しく、格安メモリカードの定番として知られるA-DATAの2GBのSDメモリーカードは7000円を切るショップが出ているほど。単純に容量と価格のバランスから言えば「Ultra II SD Plus USB」はかなり割高な製品なりが、どんなパソコンにでもスッと差し込んで使えるところに利便性を感じるのであれば、ぜひ購入を検討してみてくださいなり。

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