2006年の「冬ドラマ」、初回放送分の視聴率が出そろう。

2006/01/22 14:40 Written by コ○助

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早いものは正月明け早々、1月第2週あたりから初回が放送されている「冬ドラマ」なりが、19日にTBS系の「ガチバカ!」がスタートしたことで、ようやくすべての「冬ドラマ」が出そろったなりよ。トップを切ったフジテレビ系の「西遊記」がいきなり29.2%もの高視聴率を記録した話題はすでにお伝えしているなりが、ほかのドラマがどの程度の出足を見せているのかも気になるところ。3月までの「冬ドラマ」の話題の中心がどの作品になるのかを知る意味でも、初回の視聴率動向を簡単にまとめておくなりね。

[2006年 冬ドラマ 初回視聴率ランキング]
1位 29.2% 「西遊記」(フジテレビ系 月曜21時)
2位 20.0% 「輪舞曲−ロンド−」(TBS系 日曜21時)
3位 17.4% 「喰いタン」(日本テレビ系 土曜21時)
4位 17.0% 「夜王〜YAOH〜」(TBS系 金曜22時)
5位 16.4% 「けものみち」(テレビ朝日系 木曜21時)
5位 16.4% 「Ns’あおい」(フジテレビ系 火曜21時)
7位 15.7% 「アンフェア」(フジテレビ系 火曜22時)
8位 14.2% 「白夜行」(TBS系 木曜21時)
9位 14.1% 「神はサイコロを振らない」(日本テレビ系 水曜21時)
10位 13.9% 「小早川伸木の恋」(フジテレビ系 木曜22時)
11位 9.8% 「新・京都迷宮案内」(テレビ朝日系 木曜20時)
12位 9.8% 「ガチバカ!」(TBS系 木曜22時)
13位 9.7% 「時効警察」(テレビ朝日系 金曜23時15分)

圧倒的な強さを見せたのはやはり「西遊記」。30%に迫るのは、近年の連続ドラマの視聴率としては希有な出来事なので、ほかのドラマが「西遊記」に追いつき、追い越すのは相当難しいかもしれないなり。ただ、その内容への評価は依然として散々なもの。幅広い年齢層の視聴者を取り込むことに成功した反面、これまで「月9」枠を支えてきた大人の視聴者がそっぽを向いてしまう可能性もあり、今後の「月9」にどのような影響を与えていくのかも含めて注目しておきたいなりね。

2位の「輪舞曲−ロンド−」はチェ・ジウが日本の連続ドラマに初出演ということでも話題となっていたなりが、韓流はともかく、その内容はサスペンスモノとしてなかなか面白そうというのが専らの評判。ほかのクールならば、初回で20.0%を超えれば「大成功」と言えるので、「輪舞曲−ロンド−」はかなり良いスタートを切ったと言えるなり。以下、7位までは15%以上を記録するハイレベルなクールとなっているなりよ。事前の期待が高かった「白夜行」や「小早川伸木の恋」は初回がこの数字だと、今後はちょっと厳しいかもしれないなりね。

底辺で争っているのは「新・京都迷宮案内」「ガチバカ!」「時効警察」の3本。「新・京都迷宮案内」は第2回の放送で13.7%まで上げているのでさほど心配はなさそう。「時効警察」はいわゆる深夜ドラマなのでこの数字はむしろ高めとも言えるなり。なので、心配なのは「ガチバカ!」なりか。TBSは前クールに同じ木曜22時枠で放送した「今夜ひとりのベッドで」が大コケしているだけに、「ガチバカ!」も同じようなコケ方をするようだと、枠の存廃議論に発展する可能性も否定できないなりよ。なんとか上積みに期待したいなりねぇ……。

皆さんはこのクール、どのドラマを見ているなりか?

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