無名の日本人女優、映画「ワイルドスピード」新作に大抜擢。

2005/12/12 10:11 Written by コ○助

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「トリプルX」や「ステルス」など、典型的なハリウッド的アクション映画を得意とするロブ・コーエン監督や、今やアメリカでは人気アクションスターとなったヴィン・ディーゼルの出世作として知られる映画「ワイルドスピード」。スタッフやキャストは異なるなりが、続編の「ワイルド・スピードX2」も製作され、ともにスピード感のあるカーアクション作品としてアメリカではかなりのヒットを記録したシリーズなりが、その新作「ワイルドスピード3:TOKYOドリフト(仮題)」に、無名の日本人女優がメーンキャストとして大抜擢されたことが明らかになったなりよ。タイトル通り、日本を舞台にした作品になるので日本人のキャストが起用されるのは当然としても、いきなり人気シリーズに出演が決まるとは、とんでもない幸運の持ち主なりね。

出演が決まり、すでに撮影に参加しているのは19歳の北川景子。大手芸能事務所のスターダストプロモーションに所属するモデル兼女優で、2003年に「ミスセブンティーン」に選ばれたのをきっかけに、主に雑誌「セブンティーン」の専属モデルとして活動してきたようなり。「セブンティーン」の人気投票では常に上位にランクするほど、10代女性の間では名の知られたモデルなのだとか。

ただ、女優の経験はほとんどなく、来年公開される映画「水に棲む花」(原作:篠原千絵/監督:後藤憲治/主演:前田亜季)や「間宮兄弟」(原作:江國香織/監督:森田芳光/主演:佐々木蔵之介、塚地武雅)と、TBS系で放送されていた「美少女戦士セーラームーン」のセーラーマーズ役で出演していた程度。ハリウッドのヒットシリーズ作品の、メーンキャストとしての起用がいかに異例であるかが分かると思うなり。

起用が決まった至った経緯は、日本のドリフトレースをテーマにした作品にするために日本人オーディションを実施したところ、キャスティング担当者が「写真を見てビビッときた。すぐに面接したところ、全く物おじしない子でびっくりした」(スポーツニッポンより)というほど、ファーストインプレッションが決め手となったようなりよ。作品では「走り屋・レイコ」なる役を演じることになるなり。

「ワイルドスピード3:TOKYOドリフト」はまだ来年初頭までは撮影が続くため、全米での公開は夏頃を予定。日本での公開は同時期か、もう少し遅いと作品的に秋頃の公開になりそうなりね。ハリウッドの俳優たちを相手に、日本の無名女優がどのように渡り合っているのか、楽しみなり。

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