低カロリーで高タンパク、話題の「フィッシュケーキ」とは。

2005/10/10 17:53 Written by コ○助

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最近、雑誌やテレビでよく見かける「フィッシュケーキ」、皆さんはもう食べてみたなりか? 「フィッシュケーキ」、その名前から「魚を使ったケーキ?」とキワモノを連想してしまうなりが、もちろん一般的な甘い味のケーキなわけがなく(笑)。ここで言う「フィッシュケーキ」とは、魚のすり身と旬の野菜や魚介類などを丸い一口大のケーキのように成型したものなりよ。味は甘くはなく、ご飯やパンと一緒に食べるお総菜のような感覚の食べ物なりね。

基本的に「フィッシュケーキ」は魚の練りものなどを指す言葉。プログレッシブ英和中辞典で「fish cake」を調べてみると、「フィッシュボール、魚肉だんご(fish ball)」と説明されているなり。日本ではあまり頻繁に見かける言葉では無いなりが、例えば紀文は「かまぼこ」「ちくわ」「はんぺん」「つみれ」などの練りものに関する情報サイトを開設し、その名を「フィッシュケーキクラブ」と名付けているなりね。なので、「フィッシュケーキ=練りもの」が一応は通例と考えて良さそうなりか。

ただし、最近話題となっている「フィッシュケーキ」はこれらとはちょっと異なるもの。すり身を使用しているのは確かなりが、イメージ的には魚のほぐし身をギュッと成型して焼いた感じのものなりね。仕掛けているのは、神奈川・小田原の老舗かまぼこメーカーの鈴廣。伝統的なすり身の技術に新しい感覚をプラスした製品を開発できないかとの思いから誕生したのが、ニュータイプの「フィッシュケーキ」なりよ。そして、東京・代官山に「フィッシュケーキ」の販売とカフェを併設した「FISH&CAKE DELI」一号店を7月17日にオープン。じわじわと話題を呼んでいるなりね。

コ○助は魚も練りものも大好物。それゆえ、オープン当初からずっと気になる存在だったなりが、代官山の「FISH&CAKE DELI」以外では購入できないので、なかなか食べる機会に恵まれずにいたなりね。ただ、ちょうど別件で代官山に行くことになったので、ついでに「FISH&CAKE DELI」にも足を伸ばしてみることにしたなり。

「FISH&CAKE DELI」は、代官山駅から東横線の線路沿いに伸びているキャッスルストリートを渋谷方面に歩いたところにあるなり。代官山でも人通りの多い場所なりが、コ○助が訪れたのは休日の午後4時頃だったものの、あまり繁盛している様子では無かったなりよ。話題になっているとはいえ、まだまだ認知度は高く無いのかもしれないなりね。

購入してみたのは、「香菜(パクチー)」「金目鯛」「たこ」の3種類×2個ずつ。これにマヨネーズ、ケチャップ、わさびソース、梅ソースなどのソースを付けて食べるのがオーソドックスなスタイルなり。ほかに、ソースを付けずにスープに入れたり、サラダに加えるなどの食べ方が提案されているなりよ。コ○助は初体験だったので、とりあえずオーソドックスに食べてみることに。

当初はかまぼこやさつま揚げのような弾力と食感を想像していたなりが、口に含んだ瞬間に魚の身がほろほろとほぐれ、実際には練りものよりも「魚」が前面に押し出されているものだったなりね。良い意味で想像を裏切られた感じなり。個人的にはかなり気に入ったので、もう少し店舗展開をして認知度が高まれば良いなぁ、と思うなりよ。決して大ブームになるようなものでは無いかもしれないなりが、新しい食感と、新しい魚の食べ方には感心。一過性の話題で終わるのではなく、頑張って成功して欲しいなりねぇ。

原料は魚なので、低カロリーにして高タンパク。美容や健康に良いアミノ酸を豊富に含んだ「フィッシュケーキ」、皆さんも機会があれば、ぜひ試してみてくださいなり。

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