「柿安 三尺三寸箸」など、体にやさしいビュッフェが盛況。

2005/09/11 17:03 Written by コ○助

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たくさん食べられるビュッフェ形式は素敵だけど、食べ過ぎるとその後が怖い……。なんて食べ始める前は思ってみるものの、食べ始めたらそんなことはどうでも良くなってしまうのが常なコ○助なりが、さすがに30歳を目前にしたこの年になってくると、だんだんビュッフェでも食べられる量が減ってきたなりよ。意識的に「これ以上食べたらまずい」と思って食べるのを止めるわけではなく、早い段階で胃が自らストップをかけてくるなりね。昔は底なしなんじゃないかと思うくらいモリモリっと食べていたのに、人間って不思議なり。

ただ、そんな老朽化著しいコ○助でも、モリモリっと食べられたビュッフェ形式のお店があるなりよ。これまでいろいろなビュッフェを渡り歩いて来たなりが、このお店は満腹まで食べたあとの胃のもたれ感が全く違ったことに、ちょっとビックリしたなりね。その店の名は「柿安 三尺三寸箸」。デパ地下の総菜コーナーなどでよく見かける「柿安」が、東京(2店舗)、名古屋、大阪、兵庫、鹿児島の計6店舗を展開するビュッフェ形式のレストランなり。

「柿安 三尺三寸箸」はNarinari.comでも何度か話題にしているし、すでにさまざまな情報誌で紹介されているのでご存知の人も多いと思うなりが、旬の食材、特に野菜を多く使って和洋中の料理とデザートを100種類近くも揃えているのが特徴のお店。総菜の分野では味に定評のある「柿安」が手がけていることもあって、下手なモノは出さないなりよ。実際に総菜として販売されているものもビュッフェに並んでいるので、「100グラム○○円」を気にすることなく、いくらでも食べることができるわけなり(笑)。

味のほうは「めちゃくちゃ美味い」というわけでもなく、豪華食材を使った料理が並ぶわけでもないなりが、普通に美味しい総菜、しかも野菜を中心にしたメニューをたくさん食べられるという意味では、2,500円程度の価格(ランチは1,800円。店舗ごとに若干違いアリ)ならコストパフォーマンスに優れた店と言えるなり。「野菜が多い=ヘルシー」のイメージそのままに、食後の胃への負担が少ないのが嬉しいなりよ。

こうしたスタイルの「柿安 三尺三寸箸」はやはり女性に大人気のようで、読売新聞には次のように紹介されているなり。

「『豆腐サラダ』『ひじきとオクラの元気サラダ』も、女性からの支持が高い」
「デザートも、もちろん健康志向。『らいすプリン』や『わらびもち』など、いずれもすっきりした甘さが特徴だ」
「あれもこれもと手を伸ばすうちに、つい食べ過ぎてしまいそう。同店を訪れる女性の平均的な食事の量は、取り皿3回分の900グラム。標準的な弁当箱二つ分という」
「広報担当マネジャーの桜井英雄さんは『多いように感じるかもしれませんが、野菜中心ですから心配ありません。食べることを我慢する方が不健康では? おいしいものを楽しく食べてほしい』と話す」

野菜を中心にした健康志向なのはもちろん、量を気にすることなく、たくさん食べても平気という安心感が女性に受けているなりね。ちなみにコ○助は「柿安 三尺三寸箸」の日比谷シャンティ店に行ったなりが、場所柄もあってか、ほとんどのお客さんが女性だったなりよ。コ○助が浮いていたことこの上なかったなりね(笑)。ほかの店舗はそんなことは無いと思うなりが……。

読売新聞の記事には「柿安 三尺三寸箸」のほかに、サンフレックス永谷園が展開する、同じようなコンセプトの「餉餉(けけ)」が紹介されているなり。こちらも「有機野菜など生産方法にこだわった食材を使い、うま味調味料や保存料などもできるだけ除いている」といった、女性に受けそうなお店。こういったこだわりを持ったビュッフェ形式のお店が増えるのは、選択肢が広がるという意味でも嬉しいことなりよね。

とにかく脂っこいもの、味が濃いものを欲する若い男性にはやや口寂しいかもしれないなりが、女性や、そろそろ若くないと自覚しているような男性なら、きっとこの手の健康志向なビュッフェ形式のお店を楽しむことができるはず。機会があればぜひ訪れてみて下さいなり。

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