無印良品、被災者の意見を採用した「防災セット」発売。

2005/07/27 20:30 Written by コ○助

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来るべき大地震に備えて「少しでも防災意識を高めてもらえれば」という思いと、自分の防災意識の低下に歯止めをかけるために、Narinari.comでは防災グッズに関する話題をよくお伝えしているなりが、無印良品が28日から販売する「防災セット」がなかなか良さそうなのでご紹介しておくなりね。この「防災セット」、単なる防災グッズの詰め合わせではなく、実際に災害に遭った人の意見を採り入れ、実用度の高いグッズのみをチョイスしたスグレモノなりよ。

発売されるのは「防災セット 1」(12,600円)と「防災セット 2」(6,300円)の2種類。「防災セット 1」に含まれるのは、携帯電話の充電機能が付いた防水ラジオ、飲料水の汲み置きやタオルのすすぎなどに使用できる自立するタイプの簡易バケツ、「最も必要性が高い」との指摘があったウェットティシュ、風呂のない状況下で身体を拭いたりするための圧縮タオル(水を使わずにほぐして使用可能)、避難場所でのダンボールやビニールシートの固定用のガムテープ、靴を履かずに飛び出したり避難場所の生活で必要性の高い携帯スリッパ、電気がなくても明かりを確保できる非常用ローソク、なにかと作業時に役立つ軍手、ちょっとしたケガの応急処置用にバンソウコウ、単4電池、保存水(500ml×2本)、持出し袋の計12点。「防災セット 2」は「防災セット 1」から防水ラジオを省き、ウェットティッシュなど小型のモノが入ったセットなり。

自分でマメに揃えて行こうとすると、結構簡易バケツやローソク、ガムテープなんかは忘れがちになってしまうなりが、確かにあれば便利なのは容易に想像できるなりよね。被災体験者の声が反映された防災セットなので、ほかのモノに関しても間違いはないはずなり。ちなみに、被災者の意見によってセットから外されたモノには、ロープ(用途がやや不明確)、乾パン(食品の支給が早まっている)、簡易コンロ(火力が弱く、実際の調理には不向き)などがあるのだとか。なるほど、昔は乾パンは必須アイテムだったなりが、今はそこまで食料の確保を心配しなくても良いわけなりか。

食器を汚さないために使用する食品包装ラップや、火を起こすためのライターなど、すでに家庭にありそうなモノに関してはセットに同梱されていないなりが、「加えると便利なものリスト」が付属しているほか、それらを入れるためのスペースをあらかじめ確保してあるなりよ。そうそう、ラップもまた必需品と言われているなりよね。このリストも重宝しそうなり。

また、部屋に置いておいても違和感がないように、持ち出し袋が黒地の長方形のバッグになっているといった細かい心配りは、無印良品らしさが出ているところと言えそう。まだ防災グッズを何も用意していない人は、この「防災セット」、チェックしてみてはいかがなりか? 数量限定販売なので、欲しい人はお早めに。(>キンバリーさん、情報提供サンキュなり!)

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