毎度おなじみ、日経流通新聞の「ヒット商品番付」が17日に発表されたのでご紹介を。これが絶対的な指標というわけではないなりが、今世の中でどのようなものが流行っているのかという傾向を掴む意味では、面白い番付なりよね。自分が全くノーマークだったものが番付にランクインしていたりするのを見ると、もっと視野を広げないとダメだなぁ、と痛感させられるなり。

では早速「2004年上期ヒット商品番付」を簡単に見ていくと。
【東横綱】DVDレコーダー
【西横綱】「世界の中心で、愛をさけぶ」
【東大関】デジタル一眼レフカメラ「D70」（ニコン）
【西大関】ヨン様
【東関脇】芋焼酎
【西関脇】芥川賞コンビ（綿矢りさ＆金原ひとみ）
【東小結】斜め30度ドラム洗濯乾燥機（松下電器産業）
【西小結】薄型テレビ
【東前頭】ハルウララ、「伊右衛門」（サントリー）、「ラスト・サムライ」、高級紳士靴、「ロード・オブ・ザ・リング　王の帰還」、「アジエンス」（花王）、パケット定額制、「牡丹と薔薇」、名古屋ブランド、電波腕時計、空弁、「もえたん」、ミニミニバン、オキシライド乾電池
【西前頭】「負け犬の遠吠え」、「ドラフトワン」（サッポロビール）、10代のスポーツ選手、男性用美脚パンツ（はるやま商事など）、「ファインディング・ニモ」、携帯型デジタルオーディオプレーヤー、IP電話、リバイバルドラマ、クイーン、ジェリーバッグ、タワーマンション、みなとみらい線、新型クラウン（トヨタ自動車）、下痢止め薬

すでに一部では「もえたん」がランクインしていることが話題となっているなりが、ネット発のブームが日経流通新聞のような媒体のヒット商品番付に名を連ねるなりねぇ。部数的には17万部と英単語帳としてはよく売れているし、新しいアプローチで話題となったという点は確かにヒットだったのかもしれない……とは分かっているものの、個人的にはそこまで一般的に認知されていたのかな、とちょっと疑問に感じてしまったなり。まあ感じ方は人それぞれ。「もっと番付上でも良かったよ！」という人もいるだろうし、あまり深くは突っ込まないなりが（笑）。

ほかは概ね納得のいく番付だと思うなりが、皆さんはどう感じたなりか？　この上期の番付を見ながら、下期にヒットしそうなものを探ってみるのも、面白いかもしれないなりね。今年も残り半年。下期は何がヒットするなりかねぇ。